サウジアラビアに緊急着陸した旅客機の同型機=Karl Dittlbacher提供、ロイター

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 【エルサレム=福島利之】アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ発イスラエル行きの旅客機「フライドバイ」で副操縦士が機長を刃物で刺して墜落させようとしたとされる事件で、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は2日、オマーン国籍の副操縦士が「イスラム過激主義の考えに洗脳され、墜落させようとした」との声明を出した。

 ネタニヤフ氏は声明で、「状況は明らかになりつつある。副操縦士が誰に送り込まれたかを調べており、送り込んだ者は重い代償を払う」と警告した。ネットメディア「タイムズ・オブ・イスラエル」は1日、当局者の話として、副操縦士がSNSでユダヤ人殺害に言及していたと報じた。

 ネタニヤフ氏は1日の米FOXニュースのインタビューで、「(イランの関与を)判断するには早すぎる」と述べていた。イスラエルと外交関係のない国の操縦士をイスラエル便に搭乗させない取り決めがあるとし、副操縦士は「すり抜けた」と説明した。

 旅客機が緊急着陸したサウジアラビアの内務省によると、副操縦士は1日、捜査のためにUAEに移送された。イスラエル当局も捜査に加わる方針だ。