【高校野球】慶応が横浜を下して10年ぶりV 森林監督「『横浜をなんとか止めよう』という皆さんの思いが…」秋季神奈川県大会
◆秋季高校野球神奈川県大会▽決勝 慶応5-4横浜(1日・サーティーフォー保土ケ谷)
慶応が3年連続22度目の優勝を狙った横浜を下し、10年ぶり6度目の頂点に立った。横浜の県内の連勝記録も43で止めた。
試合は横浜が初回に2点、3回にも1点を奪って主導権を握ったが、慶応も4回に敵失に乗じて2点を返して1点差に。さらに5回には5番・渡辺英亜(えあ)内野手(2年)が左翼へ逆転2ランを放って試合をひっくり返した。横浜も6回に1死一、三塁の好機を作り、代打の阿部龍之介捕手(2年)の内野ゴロの間に同点に追いついた。
再び試合が動いたのは8回。慶応は1死一、三塁から9番・延末遵太捕手(2年)が一塁へスクイズを決めて勝ち越しに成功した。9回は慶応の3番手・渡辺が横浜打線を0点に封じ、今夏の神奈川大会準決勝で0-4で敗れた王者へのリベンジに成功。秋の神奈川の頂点に立った。
試合後、森林貴彦監督(53)は「やっぱり戦国・神奈川と言われている中で、1チームがずっと勝ち続けるのは良くない。でも今回止めたのは、本当にもう神奈川全チームの皆さんの執念というか、エネルギーをちょっとずつ貸してもらって、きょうは勝った。うちが勝ったというよりは、神奈川の『横浜をなんとか止めよう』という皆さんの思いが詰まったゲームでした。いろんな人からのエネルギーをもらった気がします」と振り返った。
慶応は4年ぶり13度目、横浜は5年連続28度目となる秋季関東大会(10月17日開幕・群馬)に出場する。
