神戸市議、文科相に要望書 アジア大会での対応受け「台湾の尊重」求める
25日に行われた野球の台湾─中国戦では、タオルを持って応援していた台湾人の観客が現場の係員から制止を受けた。係員は、大会規定に基づきタオルが「政治的主張」と判断されていると話した。
上畠氏が提出した要望書では、主催するアジア・オリンピック評議会(OCA)が定める名称や旗などのルールが存在することは承知しているとしつつ「その運用によって必要な範囲を超えて台湾の人々の尊厳やアイデンティティを傷つけ、台湾への思いそのものが否定されたと受け止められるような対応が行われることがあってはならない」などと指摘した。
その上で、台湾の人々の尊厳が十分に尊重されるよう、政府として関係機関に必要な働きかけを行ってほしいと提言。①事実関係の検証②大会規則の趣旨と適用範囲を確認し、拡大解釈で台湾の人々の正当な応援や表現を制限しないこと③日本で開催される国際競技大会において、全ての参加者の人格と尊厳が尊重されるよう国として必要な働きかけを行うこと-などを求めた。
上畠氏は、X(旧ツイッター)では日本語を、スレッズでは繁体字中国語を用い、要望書の提出について報告した。
(戴雅真/編集:田中宏樹)

