「驚異的な数字だ」鈴木彩艶がもたらした大きな変化 “新たな武器”と現地絶賛「マルティネスの2倍以上」「忘れさせる働き」

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鈴木のロングフィードの精度は世界でもトップレベルだ(C)Getty Images

 アストン・ビラの鈴木彩艶は、チーム加入から1か月余りで公式戦6試合に出場し、すでにそのパフォーマンスが高い評価を得ている。プレミアリーグ第5節トッテナム戦ではシーズン初勝利にも貢献した。

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 現地時間9月21日には、英『BBC』やプレミアリーグ公式サイトがそれぞれ企画している週間ベストイレブンで、鈴木を選出。トッテナム戦での攻守両面で示した存在感が認められ、今回の初選出につながった。

 シーズン序盤、イングランド国内では日本人GKを称える話題が途切れることはない。英サッカーメディア『Football Insider』も21日、鈴木の特集記事を掲載。その中では、昨季まで5シーズンにわたりアストン・ビラのゴールマウスを守ったエミリアーノ・マルティネスと鈴木のプレーを比較している。

 アルゼンチン代表としても活躍するマルティネスは今夏、鈴木のクラブ加入から間もなくチェルシーへと移った。今回の記事では、ベテランと入れ替わりでチームの一員となった鈴木が、チーム戦術にも大きな影響を及ぼしていると論じている。

 ここまでの評価として同メディアは、「スズキは新守護神としてプレーし始めた最初の数週間ですでに能力を発揮しており、ビラの戦い方にもそれまでとはまったく異なる要素をもたらしている」などと指摘。

 さらに、英『BBC』のサッカー番組『Match of the Day』で紹介されたというデータを引用。鈴木加入によりもたらされた、ボール保持時の戦い方の変化について説明している。

 今季の鈴木のパスについて、全体の48%以上がロングボールである一方で、マルティネスは昨季、その割合が40%だったという。その上で『Football Insider』は、「より目を引くのが、スズキが90分あたりにファイナルサードへ送り込んでいるパスの本数だ。現在、その数字は11本に達している。これは昨季のマルティネスの2倍以上であり、驚異的な数字だ」などと綴っている。

 同メディアは、「ビラにとって、これは新たな大きな武器となっている。後方から前線へ、素早く、しかも高い精度でボールを届けられるゴールキーパーを手にしたからだ」として、攻撃面の変化を強調。続けて、「スズキはビラにとって非常に優れた補強だったと言えそうだ。そしてすでに、マルティネスの存在を忘れさせるほどの働きを見せている」と賛辞を並べた。

 トッテナム戦でも鈴木のゴールキックから得点が生まれている。定評のある鈴木のロングフィードは、プレミアリーグの戦いでも大きな効果をもたらしていることは間違いない。そして若き守護神は、新たな舞台でさらに進化を遂げていくはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]