NY株式25日(NY時間16:20)(日本時間05:20)
ダウ平均   51828.62(+478.64 +0.93%)
S&P500    7743.41(+39.28 +0.51%)
ナスダック   27068.72(+129.35 +0.48%)
CME日経平均先物 66500(大証終比:+200 +0.30%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は4日ぶりに反発。本日は原油が反落しているほか、米国債利回りも上昇を一服させており、米株式市場は堅調に推移している。

 ダウ平均は途中で、前日付近まで急速に伸び悩む場面が見られた。この日発表の9月のミシガン大消費者信頼感指数の確報値を受けて、米国債利回りが上昇に転じ、米株を圧迫。インフレ期待およびFRBの利上げ観測を追認するイベントに敏感に反応する地合いとなっている様子もうかがえる動き。ミシガン大指数は速報値から上方修正され予想も上回っていた。ただ、プラス圏は維持している。

 今週は、米国債利回りの急上昇が金融市場全体に波及し、不安定な値動きとなった。週間では、ダウ平均は前日まで下落し、4週連続安に向かっている。一方、S&P500とナスダックは上昇。利回り上昇が続き、米10年債利回りは5.22%と2007年以来の高水準まで上昇。30年債利回りも5.50%に達した。今週の金利上昇はFOMC委員からのタカ派発言や、イラン情を背景としたエネルギー価格の高止まりや強い米経済指標が材料となっていた。短期金融市場では10月の利上げ確率が約65%で織り込まれている。

 ただ、米株式市場の先行きに強気な見方は依然多い。AIを巡る強気のストーリーが引き続き維持されていることから、米株式市場は堅調に推移すると見ているようだ。アナリストは「中間選挙を控えた最初のFRB利上げ後には通常、相場が消化不良を起こす局面がある。そのため押し目買いを選好する」と述べている。

 米大手証券のストラテジストからは、ハイパースケーラーの来年の設備投資が市場予想の1兆1000億ドルを上回り、約1兆2000億ドルまで増加するとの予想が出ていた。2028年には1兆4000億ドルに達するという。

 コンテンツ配信などのクラウドサービスを手掛けるのアカマイ・テクノロジーズ<AKAM>が時間外で大幅高。アンソロピックがコンピューティング能力の確保に向け、同社と7年間で116億ドル規模の大型契約を締結した。

 デジタルメディアのピープル<PPLI>が上昇。同社はカジノのMGMリゾーツ<MGM>を26%を保有しているが、前日はMGM株を追加取得する計画を撤回と伝わっていた。しかし、今度はMGMリゾーツがピープルを買収する案について協議していると伝わっている。