プルデンシャル生命「営業自粛なんて口だけですよ」「勝手に営業活動をしまくって…」社員が語る“自粛期間”の実態《退職時の誓約書に不満の声》
〈不適切な金銭受領で「死亡退職」…プルデンシャル生命社員は自殺していた「調査が入り、自ら命を…」〉から続く
「こんな誓約書、絶対に署名できませんよ」
今年1月、社員ら100人超が顧客約500人から31億円もの金銭を騙し取っていたことが判明したプルデンシャル生命保険。愛想をつかして離職を決意したベテラン営業マンからは、こんな不満の声が続出しているという。一体、社内で何が起こっているのか。 (初出:「週刊文春 電子版」2026年5月1日配信)
4月22日、プルデンシャル生命は当初5月上旬までとしていた新規保険販売の“自粛期間”を180日間延長すると発表した。

プルデンシャル ©時事通信社
経済部記者が語る。
「得丸博充社長は、客への補償を審査する“補償委員会”にグループ全体で約700件もの被害相談があったことを明かし、『中途半端に(営業を)再開することは、将来に渡ってはるかに大きなリスク』等と記者会見で説明しました」
こうした上層部の決定に不満を募らせるのは、プルデンシャルに在籍する現役の若手営業マンだ。
「自粛なんて口だけですよ」
「私は5月の営業再開を心待ちにしていました。『あなたと契約をしたい』と言ってくれるお客様に対し、わざわざ『自粛期間が明けるまで待って下さい』と言っていたんですから……」
そんな中“どうしても許せない連中”がいるという。
「営業マンのトップに位置する“エグゼ(エグゼクティブライフプランナー)”の連中です。彼らは自粛期間中にも関わらず、勝手に営業活動をしまくって、毎月新規の契約を取って利益を上げている。結局、経営幹部たちも“エグゼ”には逆らえない。自粛なんて口だけですよ」(同前)
実際、プルデンシャルの社員だけがアクセスできるイントラネットを覗くと、自粛期間中にも関わらず「週間業績速報」が日々更新されていることが分かる。
「例えば4月13日の週は全社で363件の契約があり、1億1200万円の売上げがある。このように営業マンたちが各地で契約を結んでいるのに、会社は何も言わない。それでいて『自粛を延長』って……」(同前)
このようなチグハグな対応に愛想をつかす営業マンが続出。3月末の退職者は70人を超えた。
だが、会社を辞めるのにも大きな“難関”が立ちはだかる。冒頭で登場したベテラン営業マンが嘆く。
この続きでは営業マンが告発し、「週刊文春」が入手した「退職金不支給」誓約書の存在、プルデンシャル側の見解を詳しく報じている。記事の全文は「週刊文春 電子版」で読むことができる。またプルデンシャル生命については「週刊文春」が連続報道を展開している。記事のすべては「週刊文春 電子版」で配信中。
(「週刊文春」編集部/週刊文春)
