「グラドルの登竜門」で栄冠→セクシー女優→2年半で引退、契約金1億円は「老後を考えて…」 矢埜愛茉が語る30歳のこれから
矢埜愛茉インタビュー 後編
2024年にセクシー女優へと転身したことで、矢埜愛茉(30)は「長年望んでいた仕事が次々と叶った」と語る。それはグラビアアイドルの登竜門として知られる「日テレジェニック2014」に選出され活動していたグラドル時代には実現できなかった夢だった--。デビューの契約金は破格の1億円ということでも話題となったものの、5月発売の作品をもってセクシー女優からの引退を発表した。そんな彼女に引退の理由から、今後の目標について聞いた。
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--矢埜さんは今年4月28日にセクシー女優引退を発表しました。理由はなんだったんでしょうか。

矢埜:活動中は定期検診にずっと通っていたんですが、ある日、検診で引っかかったんです。子宮頸がんに進行する可能性がある高度異形成だと診断されて。実際がんにはなっていなかったんですけれど、手術をしたんです。手術後にいろいろと今後について考えた時、セクシー女優としての私はもうここが限界なのかなと思って引退しました。
--3月にSODからマドンナというメーカーに移籍した直後でしたよね。そのタイミングでの引退発表で驚きましたが、そういう事情だったのですね。
矢埜:私自身、引退はちょっと早いかなとも思ったんですけど、30歳になる節目の時でもあったので次に行こうかなと思いました。でも一番大きかったのは病気ですね。もし病気がなかったら、もう少し頑張ってみようと思っていたかもしれないです。
セクシー女優経験、もう仕事にNGはない?
--今後の活動についてはどう考えていらっしゃるんですか?
矢埜:作品は出さなくはなりましたけど、いろんな方面で活動はしていきたいなとは思っております。最近で言うとABEMAの『愛のハイエナ』という番組に出させていただいて、単純に楽しかったですね。
あと最近はスロット屋さんのお仕事で、いろんな地方にお邪魔したりする機会も多いんです。今まで地方に行く機会がそんなになかったんですが、今は本当にいろんな地方にお邪魔させていただけるので「あ、こんなところにも私を知ってくださってた方がいたんだ」って最近すごく身に染みて感じてます。
タレント業もやりたいですし。お芝居も元々好きなのでそっちの方面もやっていきたい。やっぱり一回セクシー女優になっているので、それこそNGなく様々なジャンルに挑戦できると思っています。
性の悩み相談
--TBS Podcastで配信されるラジオ番組「ポッドキャストを初めて聴いて『いいな』と思ったお姉さんがまさか元セクシー女優の矢埜愛茉??虜になるのは間違いなくラジオライフが変わりそう」では性についても話していますね。
矢埜:今はラジオやらせていただいて、もうそろそろ2年ぐらい経つんですけど、友達や家族には言えない性の悩み相談がよくきます。そうした悩みを抱えてる方がとっても多いんだなという印象です。
--どんな悩み相談がくるんですか。
矢埜:ご夫婦の相談は多いですね。「50代、60代になって夫婦の営みが落ち着いたけれど、いい感じに育むための方法はありますか?」とか。あと若い男の子から「彼女がめちゃくちゃいろんなポーズでやりたがるんですけれど、もしかしたら浮気をされているんじゃないかと心配です」という相談もありました。
そうした相談に対して答えられるのも、今こうやってセクシー女優をやっていたからで、アイドルの時だったらやっぱり言えていないんじゃないかと思うんです。ラジオを通して、本当にいろんな方からお悩みをいただいて、それに対して本音で答えられる今の環境はすごくありがたいなと思います。
契約金1億円は何に使った?
--セクシー女優になる際の契約金1億円はどのように使われたんですか。
矢埜:私は浪費家ではないので、もうとにかく貯金です。あと老後のことを考えてNISAであったり資産運用に回しています。グラビアアイドルの時は本当に日々カツカツで暮らしていたので、どうしてもそういう使い方になってしまいます。
--堅実ですね。なにか贅沢はしなかったんですか?
矢埜:それでいうと最近自動車を買いました。ことしに入って運転免許を取って、5月に納車しました。
--お仕事ではなくプライベートで、「これはやっておきたいな」みたいな、あります?
矢埜:カメラが元々好きなので、写真展は年1回は続けていきたいなっていうのもあります。あとカメラマンとしてのお仕事にも挑戦したいです。女優さんを撮ってみたいなと思いますし、写真展を開きたい。モデルとしても10月に久しぶりに写真集を出させていただきます。
復帰の可能性は…
--病気のこともあると思うんですけど、今後復活の可能性ってあるんでしょうか?
矢埜:最後の作品を撮り終えてから、そろそろ1年ぐらい経つんですけど寂しいなと思う時はあります。ただ、復活は今のところ考えてないですね。
--現状、恋愛はどうですか?
矢埜:恋愛は……なかなか難しいもので(笑)。『愛のハイエナ』で成立はさせていただいたんですけど、その後はまあ。どんどん、こじらせている感じもしています。仕事や自分のやりたいことに関しては「こうしたい、ああしたい」というのが、いっぱいあるんですけど。恋愛になった瞬間に自己肯定感が一気に低くなっちゃうタイプで、相手に合わせちゃってどんどん疲れちゃうんですね。
結婚はいつかはしたいなとは思っているんですが、今はまだ人生でやりたいことがいっぱいあるので、そのタイミングではないのかなって思っています。この30代という時間を、自分自身を大切に生きていきたいなと思っています。
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全3回にわたってお送りした矢埜愛茉さんインタビュー。【前編】では1億円契約で話題になった転身の理由やデビュー後の苦労について、【中編】では転身後に相次いで叶った仕事や、「水曜日のダウンタウン」の撮影秘話を語ってくれた。
ライター。グラビア評論家。ウェブメディアウォッチャー。大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年にウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを担当した。その後、テレビ局のオウンドメディア編集長を経て、現在はフリーライターとして雑誌、ウェブで記事を執筆している。著書に日本初のグラビアガイドブック「一度は見たい! アイドル&グラビア名作写真集ガイド」(玄光社)。noteでマガジンを連載中 X:@tatsunoritoku
デイリー新潮編集部
