日本専門医機構認定の総合診療専門医である現役医師の舛森悠氏が、YouTubeチャンネル「YouTube医療大学 【1日10分で聞いて学べる】」にて、「【知らないと損】血液検査で医師が最初に確認する7項目」と題した動画を公開した。動画では、健康診断の血液検査で見逃してはいけない項目をワーストランキング形式で解説し、最も注意すべき危険な数値として「HbA1c」を挙げている。

舛森氏はまず、健康診断の結果でB判定やC判定が出ても、項目の意味がわからず放置してしまう人が多いと指摘。「放置した際の危険度」「指摘される人の数」「対策の効果の高さ」を基準に、見逃してはいけないワースト7の項目をピックアップした。

第7位から第4位にかけては、栄養状態を反映する「アルブミン」、肝臓や胆道のSOSサインである「γ-GTP」、血圧を下げるミネラルだが過不足が不整脈を招く「カリウム」、腎臓の機能を見る「クレアチニン」を順に解説。特に腎臓や肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、自覚症状が出た頃には病状が進行している危険性を訴えた。

さらに、命に関わる危険な数値トップ3を発表。第3位は動脈硬化の原因となる「LDLコレステロール」、第2位は肝臓のダメージ度を的確に示す「ALT」を挙げた。そして第1位には、過去1~2ヶ月の血糖値の平均を表す「HbA1c」を選出。この数値について、舛森氏は「体の体温だと思って、この数値を覚えよう」と提案し、「数値に30を足す」という独自の視点を紹介した。例えば、6.5%に30を足すと36.5度(平熱)となるが、7%(37度=微熱)を超えると危険であり、9%(39度=高熱)や10%(40度=入院レベル)は命に関わると分かりやすく説明した。高血糖を放置すると、血管が傷ついて網膜症や腎臓病、足の切断といったあらゆる合併症を引き起こすという。

最後に、未来の自分を救うアクションプランとして「朝起きたらコップ一杯の水を飲む」「エレベーター移動を階段に変えてみる」「野菜→タンパク質の順番で食べる」という3つの具体的な行動を提案。小さな一歩でも「3週間続けることで変化の芽が出る」と締めくくり、読者が今日から健康管理に取り組めるよう背中を押す内容となっている。

チャンネル情報

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