藤ノ川(右)を寄り切りで下した大の里(撮影・持木克友)

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 「大相撲秋場所・11日目」(23日、両国国技館)

 横綱大の里が関脇藤ノ川を寄り切りで下して10勝1敗。大関を狙う関脇熱海富士は大関霧島に寄り切りで敗れて3敗目。2敗3力士が敗れて独走状態となった大の里について、デイリースポーツ評論家で元横綱武蔵丸の武蔵川親方が取組内容の良さを解説した。

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 結びの一番は大の里の完勝だったな。立ち合いで出足良く踏み込み、右が入ったことで藤ノ川をつかまえることができた。藤ノ川としては動き回って横綱を慌てさせたいところだったけど、あんな大きな体の人につかまってしまったら、もう何もできないよ。

 大の里は日に日に内容が良くなってきて、バタバタするところもなくなってきた。いい集中力で土俵に上がっているんじゃないかな。下とは2つ差がついたけど、優勝とかは考えちゃいけない。まだあと4日間あるわけだし、目の前の一番一番に集中してほしい。

 霧島に敗れた熱海富士は立ち合いが全然ダメだったな。当たりが弱すぎるよ。完全に受けてしまった。仕切りの時から動作が遅すぎるから、その後の流れも全部悪くなってしまっている。ちょっと考えすぎなんじゃないかな。大きな体で勢いよくぶつかって、どんどん前に出ていく相撲を取らないと。