昇進支援など見返りに…中国軍の制服組トップ、巨額の金銭受け取りか 調査結果発表
重大な規律違反などの疑いがあるとして調査を受けていた中国軍の制服組トップについて、昇進などを支援する見返りに巨額の金銭を受け取っていたとする調査結果が発表されました。
中国国営新華社通信によりますと、中国共産党は調査の結果、中央軍事委員会で習近平国家主席に次ぐ序列2位の張又侠副主席と、劉振立参謀長の2人が派閥を形成し、党に対して不誠実であったと発表しました。
調査では、職務上の便宜を利用して他者の昇進などを支援し、巨額の金銭や贈答品を受け取ったとされています。
その上で党は、職務怠慢と職権乱用があり、事件に関わる金額は極めて巨額で深刻だとして、2人の党籍剥奪処分を下したということです。
今後2人は軍事検察機関に移送され、審査・起訴が行われます。
軍の最高指導機関である中央軍事委員会は、7人のうち5人が失脚し、軍高官の大半が不在となる異例の事態となっています。