金与正氏「核戦争抑止力を高度化する方針に変更はない」と強調 談話を発表
北朝鮮の金正恩総書記の妹、与正氏が談話を発表し、アメリカがアジア太平洋地域で主導する多国間による軍事訓練に反発し、「核戦争抑止力を高度化する方針に変更はない」などと強調しました。
18日、朝鮮中央通信が伝えた与正氏の談話では、グアム島周辺でアメリカ、日本、韓国など6か国が参加して今月10日まで行われた共同訓練について、「アメリカが地域における陣営対決のために考案した威嚇的な『戦争遊び』だ」と非難しました。
また、アジア太平洋地域でのアメリカ主導の軍事演習の多くに、日本と韓国が参加していることに不快感を示し、「軍事的な動きが日米韓の軍事共助体制を基軸にして強化されている」と主張しました。
与正氏はこれらの動きを「朝鮮半島情勢と地域情勢を悪化させる要因」だと指摘した上で、「核戦争抑止力を高度化する方針に変更はない」と強調しました。
その上で、北朝鮮の安全などが重大に侵害された場合には、「可能な全ての手段を動員する」と警告しました。