【マンション】修繕積立金は「均等積立」が正解?インフレ時代に損しない選び方
マンションの修繕積立金の集め方には、徐々に金額が上がっていく「段階増額積立方式」と、最初から最後まで一定額を払い続ける「均等積立方式」があります。
最近は「均等積立方式のほうが安心だ」という声をよく聞きますが、実は物価が上昇し続ける「インフレ時代」においては、均等積立が必ずしも正解とは限らないケースが出てきています。
今回は、さくら事務所代表取締役社長の山本直彌さんとアシスタントの中山さんが解説する「インフレ時代の修繕積立金の考え方」についてお届けします!
■原則:やっぱり基本は「均等積立方式」がおすすめ
前提として、さくら事務所が推奨しているのは「均等積立方式」です。理由は主に以下の2点です。
●将来の急激な値上げに苦しまないため 今後30~40年間で必要な修繕コストは、計画作成の時点である程度決まっています。これを均等に割って積み立てることで、将来「積立金がいきなり3倍になります」といった事態を防ぎ、管理組合の財務基盤を安定させることができます。
●世代間の不公平をなくすため 「段階増額積立方式」の場合、築浅の段階で売却した人は安い積立金しか負担せず、後から買った人が高額な積立金を負担することになります。均等にすることで、いつ住んでも同じ負担感になる公平性が保たれます。
■インフレ時代の落とし穴!「現金の価値」は目減りする(何が問題なのか?)
これまでの「デフレ時代」は、お金の価値が変わらなかったため、均等積立で早めにお金を貯めておくのが正解でした。
しかし、現在は「インフレ(物価上昇)時代」です。インフレ下においては、均等積立で必死に貯めた現金の価値が、時間の経過とともに目減りしていくという問題が発生します。
「今まで1億円だと思って積み立てていたものが、物価上昇のせいで実質9,500万円の価値しかなくなってしまった」ということが起こり得るのです。
そのため、「インフレでお金の価値が下がるなら、段階増額方式で後から払ったほうがマシなのでは?」という議論が巻き起こっています。
■それでも「均等積立」を選ぶべき理由(どう対応すべきか)
お金の価値が目減りするインフレ時代であっても、山本さんは「それでも基本的には均等積立などで計画的にお金(現金)を残しておくべき」だと語ります。
●不測の事態にすぐ対応できないから 修繕積立金の目的は「将来の維持修繕のため」です。例えば、防犯カメラが計画より5年早く壊れたとします。もし積立金が足りなければ、直すことができず生活に支障が出ます。「インフレだから現金より株や不動産で持っておこう」と思っても、すぐに工事費用に充当することはできません。
最近は「均等積立方式のほうが安心だ」という声をよく聞きますが、実は物価が上昇し続ける「インフレ時代」においては、均等積立が必ずしも正解とは限らないケースが出てきています。
今回は、さくら事務所代表取締役社長の山本直彌さんとアシスタントの中山さんが解説する「インフレ時代の修繕積立金の考え方」についてお届けします!
■原則:やっぱり基本は「均等積立方式」がおすすめ
前提として、さくら事務所が推奨しているのは「均等積立方式」です。理由は主に以下の2点です。
●将来の急激な値上げに苦しまないため 今後30~40年間で必要な修繕コストは、計画作成の時点である程度決まっています。これを均等に割って積み立てることで、将来「積立金がいきなり3倍になります」といった事態を防ぎ、管理組合の財務基盤を安定させることができます。
●世代間の不公平をなくすため 「段階増額積立方式」の場合、築浅の段階で売却した人は安い積立金しか負担せず、後から買った人が高額な積立金を負担することになります。均等にすることで、いつ住んでも同じ負担感になる公平性が保たれます。
■インフレ時代の落とし穴!「現金の価値」は目減りする(何が問題なのか?)
これまでの「デフレ時代」は、お金の価値が変わらなかったため、均等積立で早めにお金を貯めておくのが正解でした。
しかし、現在は「インフレ(物価上昇)時代」です。インフレ下においては、均等積立で必死に貯めた現金の価値が、時間の経過とともに目減りしていくという問題が発生します。
「今まで1億円だと思って積み立てていたものが、物価上昇のせいで実質9,500万円の価値しかなくなってしまった」ということが起こり得るのです。
そのため、「インフレでお金の価値が下がるなら、段階増額方式で後から払ったほうがマシなのでは?」という議論が巻き起こっています。
■それでも「均等積立」を選ぶべき理由(どう対応すべきか)
お金の価値が目減りするインフレ時代であっても、山本さんは「それでも基本的には均等積立などで計画的にお金(現金)を残しておくべき」だと語ります。
●不測の事態にすぐ対応できないから 修繕積立金の目的は「将来の維持修繕のため」です。例えば、防犯カメラが計画より5年早く壊れたとします。もし積立金が足りなければ、直すことができず生活に支障が出ます。「インフレだから現金より株や不動産で持っておこう」と思っても、すぐに工事費用に充当することはできません。
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