倦怠感・頭痛・めまい「気象病」季節の変わり目に増加 対策は
9月に入って朝晩の気温が下がり、「秋」を感じる気候となってきました。こうした時期に増えるとされるのが「気象病」です。寒暖差や気圧変化で体調を崩す人が増えているとして、医師は注意を呼びかけています。
8月の厳しい暑さから一転、9月に入ってからは最高気温が30℃前後で推移する一方、最低気温は20℃近くまで下がる日があり、全体的に気温が下がる中で、体感的な寒暖差が大きくなっています。
■街の人
「暑い時から寒くなると調整が分からなくなって、ここ数日、だるさ・しんどさがありました。」
「偏頭痛があったりしました、数日。」
「メンタル的にも、やる気が出ない時が多くて、ずっとだらだらしてしまうことが多いです。」
福岡市内の耳鼻咽喉科クリニックを訪ねました。
■患者
「ふわふわして吐き気が。あまり寝られていないです。」
吐き気に加え、めまいがするという女性が受診していました。診察の結果は。
■しらつち耳鼻咽喉科・白土秀樹 院長
「気象病というのが診断結果になります。」
気象病とは、気象の変化によって引き起こされる「倦怠感」や「頭痛・めまい」などの総称です。
■患者
「家事をするのが難しくなるので。ちょっと怠けている気もするけれど、気合いで乗り切れる感じでもなかったので。」
白土院長は、季節の変わり目のこの時期に気象病の症状を訴える人が増えると話します。
■白土院長
「例えば、温度が上がったり下がったりする。あるいは、前線が来る時の気圧の変化。そういうものに上手に反応できないと体の自律神経の乱れが起こって、それによって内耳(ないじ)の調整がうまくいかなくなって、気象病の症状が起きることがあります。 」
耳の奥にある「内耳」には気圧を感知するセンサーがあり、これが気象病に大きく関係しているといいます。
一番の対策は、規則正しい生活を心がけることだと話します。
■白土院長
「十分な休養と睡眠のほかに、自律神経の乱れを取るような規則正しい生活が、とても大切になります。 」
日本の南の海上には、“台風のたまご”が新たに発生しました。
15日には「台風」へと発達し、その後「強い」勢力へと急発達しながら、シルバーウイークには九州に接近する恐れがあります。
今後も気象の変化が予想される中、生活リズムを崩すことがないよう注意が必要です。
