海外で“バズる”日本株に注目。敏腕投資家が明かす、円安・インバウンドを追い風にする大化け銘柄5選
◆円安メリットも享受できる
株価100倍へのパターンの1つは、“クールジャパン”的な海外需要を取り込む銘柄だ。売上高・利益の増大に加えて、円安メリットも享受できる可能性があるため、海外での爆発的な“バズ”が株価大化けへの転換点となるのだ。なかでもテンバガー・ハンターの愛鷹氏が注目するのは、インバウンド需要の高まりを追い風にする寿スピリッツ(東P・2222)だ。
今年8月に通期経常利益を15%上方修正。過去最高益予想を打ち出すアシックス(東P・7936)も見逃せない。
「靴はリピート需要が堅い消耗品。世界的な健康志向によるランニング需要の拡大、さらには新興国の所得向上により、息の長い成長シナリオを描けます」 (愛鷹氏)
◆日本発のカルチャーが海外で大きく価値を上げる例も
また、地政学リスクを逆手に取って北米で躍進するのが、アルミ缶製造大手のUACJ(東P・5741)だ。
「米国の関税政策下でも、北米に製造拠点を持つ同社は、現地調達・現地供給で関税リスクを完全に回避。政策の恩恵がある限りは、追い風の状況が続くでしょう」(同)
同社は今年6月に米国で200億円の追加投資を発表。北米市場では脱プラスチックの動きを受けて、新商品にアルミ缶を採用する飲料メーカーが増えていることも、同社の需要増の要因だろう。
日本発のカルチャーが海外で大きく価値を上げる例もある。元・証券マン投資家のきこ氏が注視するのが、HUMAN MADE(東G・456A)だ。
「カリスマデザイナー・NIGO®氏が展開するライフスタイルブランドです。海外の著名アーティストとのコラボなどで、直営店は外国人客で溢れる状態。同社はあえて生産量を抑えることで希少性を高め、定価で売り切ることで営業利益率は30%に迫る数字です。通常、営業利益率は5~10 %程度で『優良』とされるアパレル業界において、これは極めて驚異的な水準。来年以降、さらに店舗数は増えていくもようです」
