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ホーム用とビジターチーム用の2台を製作

9月9日、プロ野球『横浜DeNAベイスターズ』(以下横浜BS)と日産自動車(以下日産)は、横浜スタジアムで共同記者発表会を開催。3代目『日産リーフ』をベースとする新たなリリーフカーを公開した。

【画像】横浜DeNAベイスターズのリリーフカーが3代目『日産リーフ』に!共同記者発表会で初公開 全52枚

念のためだが、リリーフカーとは2番手以降の投手が控えているブルペンからマウンドまでを送り届ける車両のことをいう。球場の構造によって使用するかはまちまちだが、横浜スタジアムは外野スタンド側にブルペンがあることから、長年採用されてきた。


9月9日、3代目『日産リーフ』をベースとする新たなリリーフカーを初公開。    平井大介

今回はホームの横浜BS用とビジターチーム用の2台を製作し、公開したのは前者となる。一般向け初披露の場は9月22日の対中日ドラゴンズ戦で、当日は『#NEWリリーフカーナイターDriven by NISSAN』と題した、日産の冠協賛試合として開催することも発表した。

横浜BS代表取締役社長の木村洋太氏は冒頭の挨拶で、「同じ横浜を拠点とする日産はとても刺激になり元気づけられている存在」と紹介。マシンガン打線を擁して38年ぶりの日本一を達成した1998年、クライマックスシリーズ3位から勝ち上がり日本一に輝いた2024年のような景色を一緒に見られるよう、シーズン終盤を戦っていきたいと抱負を述べた。

続いて日産の国内マーケティング&セールス執行職の杉本全氏は、「横浜を盛り上げたい気持ちは一緒であり、オフィシャルパートナーとしてこれからも応援を続けていきたい」とコメント。また、今回の製作に全国5校ある日産自動車大学校の学生たちが関わったことも明かした。

日産テクニカルセンターが製作を担当

今回製作を担当したのは、神奈川県厚木市にある日産テクニカルセンターの新車生産準備技術センター。リーフの完成車をベースにハンドメイドに近い形で、学生の力も借りながら約1ヵ月半をかけて作り上げた(日産の公式ユーチューブでもその様子が一部公開されている)。

日産によると、選手が乗り降りしやすいようセンターコンソールを取り払い、ステップの高さも最適となるよう調整。リリーフカーに乗った投手の表情が観客席からよく見えるよう、座面の高さにもこだわったそうだ。


ホーム用のシートには、ベイスターズの象徴である星のモチーフを採用している。    平井大介

外装色には、横浜BSのチームカラーである『ヨコハマ・ブルー』と調和させるべく、3代目リーフのコミュニケーションカラーである『ルミナスターコイズ』を採用している。

なおホーム用とビジター用の大きな違いは、シートにベイスターズの象徴である星のモチーフを採用しているかどうか。また、車体下に仕込まれたイルミネーションもホーム用の特徴となっている。

「勝ちを決めるぞという気持ちになるクルマ」

今回の発表会には、横浜BSの相川亮二監督、筒香嘉智内野手、伊勢大夢投手も出席した。そこで筆者は質疑応答で3人に、リリーフカーの印象などを聞いてみた。まずは相川監督から。

「(監督であり、現役時代も捕手だったので)リリーフカーにはご縁がなくて。ですが、すごくスッキリしていてカッコイイ形でありますし、マウンドに向かう投手が乗りやすいクルマに仕上がっていると思います」


発表会に出席した、左から相川亮二監督、筒香嘉智内野手、伊勢大夢投手。    平井大介

印象的だったのは、筆者の目をしっかりと見て話されたこと。こうして普段も選手とコミュニケーションをとっているのかもしれない。続いては筒香内野手。

「僕もリリーフカーに乗ったことはないんですけど、(内野で)守っていてもリリーフカーが出てくると、勝負の時だなと。勝ちを決めるぞという気持ちになるクルマだと思います」

そう語る口調は静かで力強く、さすがは百戦錬磨のトップ選手だと感じた。

*横浜DeNAベイスターズの新リリーフカーに新型『日産リーフ』採用!(後編)に続きます。