小松菜が、亀戸大根、練馬大根、谷中生姜、千住葱、目黒の筍、滝野川牛蒡……などと同じく、江戸のブランド野菜だということをご存じでしょうか?小松菜の原種は、南ヨーロッパの地中海沿岸の産で、鎌倉時代に中国から日本に入ってきました。江戸初期には武蔵国葛飾郡(現:江戸川区)の小松川付近で多く栽培されたため、「葛西菜」と呼ばれるようになり、これを小松川村に住む椀屋九兵衛が品種改良したのが、後に「小松菜」