高額週給がネックに? 日本代表MFに迫る退団の可能性 英メディアが追及した天才ウインガーの今「別れの危機に直面している」

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現在は負傷離脱中でなかなか戦線復帰ができずにいる三笘(C)Getty Images

 無念の負傷離脱から約4か月--。日本代表MFの三笘薫は、いまだ明確な復帰目途が立っていない状況が続いている。

 今年5月に痛めた左足ハムストリングの手術の影響で、先に行われた北中米ワールドカップの日本代表メンバーからも漏れた三笘。捲土重来を期する中で、現地時間8月5日から所属するブライトンには合流。リハビリと調整を続けながら、いまだ本格復帰の目途は立たず。開幕が迫るヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)リーグフェーズの登録メンバーにも含まれなかった。

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 依然としてチーム内での信望は厚い。ドイツ人のファビアン・ヒュルツェラー監督は、地元紙『Sussex Express』で「辛抱強く待つ必要があるが、早く復帰してくれることを願っている」と明言。「我々のプレーは、彼のようなタイプのウインガーに依存している。今は代わりを務めてくれている選手たちに満足しているが、ミトマのような選手たちには一日も早く復帰してほしい」と日本代表MFへの想いを語っている。

 今季のブライトンは、プレミアリーグ開幕3試合を消化したスモールサンプルながら、1勝1分け1敗といまひとつ波に乗り切れずにいる。ゆえに地元メディアでも“三笘待望論”が噴出している。『Sussex Express』は「いまだにミトマが復帰する兆候は何もない」と現況を伝えた上で、こう続けている。

「万全のコンディションで、まさしく絶好調のミトマは、プレミアリーグ屈指のウインガーの一人だ。彼の不在はブライトンにとって大問題であり、復帰が早ければ早いほどいい。すでに1-1で引き分けたリーズ戦で彼の不在を痛感させられ、3-4で敗れたチェルシーとの打ち合いでも、ミトマがいれば、相手に致命的な打撃を与えられたかもしれなかった」

 一方で三笘に関する懸念も英メディア内では渦巻いている。現行契約が2027年6月30日までとなっている中、シーズンを通してプレーできていない状況をふまえ、契約延長交渉が行われるかが「不透明」というのだ。

 英公共放送『BBC』は、「この日本代表アタッカーが契約延長する可能性は低く、ブライトンは早ければ、次に迎える1月の移籍市場で、彼とのエモーショナルな別れを迎える危機に直面している」と指摘。推定ながら週休8万ポンド(約1664万円)という高給と29歳という年齢がネックとなり、交渉がはかどっていない状況を伝えている。

「クラブはミトマについて高額の移籍金を得られることを期待している。だが、契約期間が残り6か月となる1月に市場価値よりも低い安価で売却する可能性、あるいは来夏にフリーエージェントとして移籍する可能性が、ヒュルツェラー監督のチームにとって現実的な懸念事項になりつつある。

 ブライトンは、適切なタイミングで才能ある選手を売却することで高い評価を得てきた。しかし、最も有望なウイングの1人を減額された移籍金、あるいは無償で放出することは、彼らが理想とするクラブ運営にとって大きな痛手となるだろう」

 負傷離脱中の今夏も移籍の噂が絶えなかった三笘。それだけにブライトンが売却意志を示せば、水面下での争奪戦は必至だが、果たして、どうなるか。いずれにしても、10月以降と見込まれる復帰の時を待ちたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]