新たな特別仕様車が登場したダイハツ「ムーヴキャンバス」

写真拡大

「ムーヴキャンバス」の一部改良モデル 2種類の特別仕様車で「うれしい悩み」も

 2026年7月29日、ダイハツは軽乗用車「ムーヴ キャンバス」の一部改良を行うとともに新たな特別仕様車を設定し、発売しました。
 
 ユーザーから寄せられた反響について、首都圏のダイハツディーラーに問い合わせてみました。

 ムーヴキャンバスの初代モデルがデビューしたのは2016年9月のことです。人気ジャンルの軽ハイトワゴンに両側スライドドアを組み合わせたパッケージングとキュートなデザインが支持を集め、またたく間に人気モデルとなりました。

【画像】超カッコイイ! これが「ブラウン&ネイビー内装」の新スライドドア軽ワゴンです! 画像で見る(30枚以上)

 2022年7月にはフルモデルチェンジを実施し、2代目へと進化。DNGAプラットフォームの採用によって走行性能と快適性を底上げするとともに、愛らしく洗練された印象の「ストライプス」、そして上質で落ち着いた雰囲気の「セオリー」という、2つのデザインコンセプトパッケージを展開します。

 鮮やかな2トーンカラーと丸目のヘッドライトを基調に、ポップでかわいらしい印象をまとったストライプスと、シックで大人びたモノトーンの配色により、上質感を漂わせるセオリー。

 いずれのモデルも共通して取り回しのしやすいサイズでありながら開放的な室内空間を確保しており、後席の下に荷物を安定して置ける「置きラクボックス」など、日々の使い勝手にこだわった工夫が凝らされています。

 ボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1655~1675mm、ホイールベースは2460mmです。

 パワートレインは660ccの自然吸気(NA)エンジンとターボエンジンの2種類が設定され、トランスミッションはCVT、駆動方式はFFを基本に4WDも用意されています。

 今回の一部改良では、予防安全機能「スマートアシスト」に追加および変更が加えられました。

 具体的には、対横断自転車の検知機能として、交差点右折時の対向車線車両および右左折時に対向方向から来る横断歩行者を検知する機能が加わったほか、対歩行者への最高速度条件が60km/hから80km/hへと引き上げられています。

 また、ACC(アダプティブクルーズコントロール)とLKC(レーンキープコントロール)もアップデートされています。

 ACCは先行車の検知距離と精度が改善され、従来よりも滑らかな挙動となったほか、LKC作動時のふらつきが低減され、安心感が高まっています。

 視認性の面では、シンプルかつ洗練されたグラフィックが特長のアクティブマルチインフォメーションメーター(7インチTFT+デジタルスピードメーター)が採用されています。

 また、スマートフォンとの連携をスムーズにする最新インフォテインメントシステムの操作性も改善されているほか、飲み物を温かいまま保てる「ホッとカップホルダー」や、寒い時期に重宝するシートヒーターなど、快適に過ごすための装備も一段と充実しています。

 さらに今回の一部改良では、特別仕様車として新たに「インテリアセレクション」が設定されています。

 ストライプスとセオリー、それぞれの内外装デザインを入れ替えて組み合わせることで、双方の魅力を融合させたモデルです。

「ストライプス Gターボ インテリアセレクション」では、ストライプスならではの愛らしいツートーンカラーの外観に、セオリーのスタイリッシュな内装を組み合わせ、落ち着いた雰囲気の室内空間に仕上げられています。

 このモデルの特別装備として、ブラウンのインパネとドアトリム、シートパイピングをあしらったネイビーのフルファブリックシートを採用。

 ステアリングにはメッキオーナメントとプレミアムシャインブラック加飾を施した本革巻きを、インパネセンターシフトにはメッキボタンとメッキ加飾を配した本革巻き仕様を備えています。

 対して「セオリー G インテリアセレクション」と「セオリー Gターボ インテリアセレクション」は、シンプルで上品な外観にストライプスの明るい内装を組み合わせ、親しみやすさを感じさせる室内空間となりました。

 特別装備として、ホワイトのインパネとドアトリム、シートパイピング付きのライトグレーのフルファブリックシートを採用。

 ステアリングは本革巻きとなり、ホワイトのホーンパッドにメッキオーナメントとシルバー加飾を組み合わせています。

 一部改良を受けたムーヴキャンバスの車両本体価格は、164万4500円から206万2500円。特別仕様車のインテリアセレクションは、181万5000円から208万4500円です(いずれも消費税込み)。

 一部改良モデルを発売したムーヴキャンバス、ディーラーではどのような反響が寄せられているのでしょうか。8月下旬に首都圏のダイハツディーラーに話を聞いてみました。

「2つの特別仕様車で悩まれるお客様が非常に多いです。ひとつの店舗に2つの特別仕様車が展示されているところがなかなかないので、それぞれ現車をご覧になるお客様も少なくありません。意外に思われるかもしれませんが、男性の方にも人気があります。

 ご納期については、現時点で10月下旬以降の予定です」。

 他のダイハツディーラーにも問い合わせてみました。

「かわいらしい雰囲気が好きなお客様はストライプス、シックな雰囲気が好きなお客様はセオリーがお好みのようです。

『事前にネットで見たけど、やっぱり実車を見て決めたい』とおっしゃるお客様がほとんどです。即断されるお客様と『なかなか決められない…』と悩んでいらっしゃるお客様とで分かれますね。当店では『セオリー』の方が人気があるかもしれません。

 ご納車までは最短で10月下旬~11月上旬を見込んでおります」。

 特別仕様車というと選択肢はなく、一択というケースがほとんどです。

 同時に2つの特別仕様車が設定され、好みのモデルを選ぶ。悩ましくも楽しい作業ではないでしょうか。