三回に大野から本塁打を放ったダルベック(C)日刊ゲンダイ

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 前日8日は今季13度目の完封負けを喫した巨人。9日の中日戦の先発は、今季9勝5敗の大野雄大(37)である。

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 巨人は試合前まで今季5度対戦して1勝3敗、防御率0.49と抑えられている天敵左腕だ。しかも、5試合全て6回以上投げられており、全て1得点以下しか奪えていない。対策は立てているはずだが、毎度抑えられているのが現状だ。

 巨人は今季、同じ相手に同じように負け続けるケースが目立つ。例えば阪神の才木だ。巨人は通算4勝17敗で、2024年7月30日から11連敗を喫している。

 さる巨人OBがこう言った。

「V逸した場合の犯人捜しはもう始まっています。チーム打率、得点がリーグ3位。4番の岡本(ブルージェイズ)が抜け、穴が埋まらず、やっぱり打てないのが元凶。ウィーラーと李承燁の両打撃コーチは首が寒いでしょう。橋上監督代行はもともとオフェンスチーフコーチでスタートしたが、5月に阿部監督が途中辞任したことで、急きょ監督代行に繰り上がった。2人の負担は増えたが、一生懸命やっていて評判も悪くなかった。2人ともシーズン途中から、少しなら日本語が理解できるようになってきたとはいえ、やっぱり言葉の壁は大きいようです」

 外国人コーチは選手への技術アドバイスとモチベーターとしての役割に重きを置きがちで、スコアラーとデータを共有して選手に落とし込む習慣がないという。

「だから、橋上監督代行が間に入って2人のコーチを指導していたが、どうしてもかゆいところに手が届かない。そういうところも、同じ相手に抑えられる要因になったかもしれない。スンヨプは阿部前監督との個人的なつながりでコーチに採用された。今年呼んだばかりで、巨人復帰1年目だから、即韓国に帰すわけにはいかないが、2人とも来季は一軍の打撃コーチからの配置転換は避けられないでしょう」(同)

 9日の中日戦は苦手・大野からキャベッジ、ダルベック、大城の3連打で幸先よく先制。5回を投げた大野から4点を奪い、ようやく土をつけたが……。

 別の関係者がこう言う。

「スンヨプを呼んだ阿部前監督が近々、アドバイザー的な立場で球団に復帰する。最初の仕事が2人への肩叩きになるかもしれません」

 同じ相手にやられるといえば、阪神の佐藤、森下に打たれまくるバッテリー部門も同じ。現首脳陣が無傷で済むとは思えない。

 ◇  ◇  ◇

 巨人の次期監督を巡っては、「橋上代行の昇格は絶対にない」と、関係者の見方は一致。では、有力候補は誰なのか。松井秀喜氏の就任や高橋由伸氏の再登板など、さまざまな臆測が飛び交う中、ここにきて「第3の男」が浮上している。●関連記事 【もっと読む】 巨人来季監督に浮上した「第3の男」 では、それらについて詳しく報じている。