CBC

写真拡大

9月8日、夕方の帰宅時間帯を直撃した大雨。学生や会社員が足首まで水につかりながら、冠水した道路を歩く姿が見られました。

【写真を見る】東海地方を襲った“線状降水帯” 地下鉄や市バスもストップ 「タクシーも来ない…」 名古屋で帰宅困難者多数 退避施設開設で水やクッキーなどを配布

名古屋市千種区のJR中央線では、線路に雨が流れ込んでまるで川のように。広い範囲が水に浸かりました。終日運転を見合わせるなど、交通機関への影響は深刻でした。

地下鉄や市バスは運転見合わせに

(岡部蒼人記者 9月8日午後7時半ごろ 名古屋・栄)
「あらゆる交通機関に影響が出ていて、バス停には大行列ができています」

名古屋市営地下鉄は、午後5時ごろから5時間以上にわたって全線で運転を見合わせ、通勤や通学の人たちの帰宅の足を直撃。市バスは終日運転を見合わせました。

(岐阜へ帰宅中)
「JRも名鉄も止まって、どこの電車も乗れなかった。1時間くらい待っているけど、うんともすんとも」

「タクシー呼んだけど全然来ない 拾えない。呼んでも電話かからない」

タクシー乗り場に長蛇の列

名古屋駅では、午後9時を過ぎてもタクシー乗り場に長い行列が。ロータリーは家族らを迎えにきた車で混雑しました。

名古屋市内に帰宅途中)
「1時間半くらい待っています。栄から名古屋駅まで歩いた」

(中川区に帰宅途中)
「仕方なく歩いて帰るかと思ったけど… こんな被害は東海豪雨以来なんじゃないか」

(一宮市へ帰宅途中)
「迎えを呼んでいて、車で自宅に帰ろうかと。(家の方面も)雨被害がひどかったようで心配しています」

(東京から清須市へ帰宅途中)
「ここまで帰宅できないのは初めて。あすは在宅ワークに切り替えようかと思っている」

退避施設開設 水やクッキーなどを配布

こうした事態を受け、名古屋駅直結の「JPタワー名古屋」では、午後5時頃に帰宅できない人たちのため退避施設が開設されました。名古屋市の防災用の備品から、水やクッキー・アルミブランケットなどが配られ、70人ほどがここで夜を明かしました。

(岐阜から神奈川へ帰宅途中)
「岐阜まで行っていたけど帰れなくて、(岐阜から名古屋まで)8時間くらいかかった。特急が冠水で止まってしまって、バスに乗ったが道路も渋滞していて」
「あしたアルバイトが入っているので、連絡して代わりを探してみます」

(東京から和歌山へ帰宅中)
「しんどいです。帰れないストレスがありますよね。ここが開設していなかったら大変でした。どこで過ごしたらいいかと」

午後10時半 地下鉄運転再開

そして、午後10時半に地下鉄が順次運転を再開。

(岐阜へ帰宅中)
「ほっとしました、ようやくという感じ。東山線が止まること自体なかなかないことなので」

一夜明け、JR鶴舞駅では…

(橋本麻理記者 午前5時半ごろ)
「職員の方がドライヤーを使って、雨で濡れた改札を乾かす作業を行っています」

JR中央線の「名古屋~高蔵寺」の間では、午前10時半まで運転を見合わせるなど影響が残りました。交通の乱れへの警戒が続いています。