◆欧州CL▽1次リーグ第1節 リール2-3ベティス(8日)

 開幕節6試合が行われ、リール(フランス)の日本代表FW上田綺世(28)はベティス(スペイン)戦の前半12分に先制点を決めた。前所属のオランダ1部フェイエノールトでの3試合を含め、出場した公式戦で5試合連続得点となった。チームは2-3で敗れた。

 上田が、また決めた。前半12分、リールの攻撃。右でボールを受けた味方と連動し、ファーサイドに走り込んだ。「(守備)ラインがそろっていないところに隙があるのは、最初の数プレーで分かった」。巧みな駆け引きで相手DFを置き去りにし、フリーになると、クロスを頭で押し込んで先制点を挙げた。

 途中出場から決勝点をマークしたデビュー戦のフランス1部第3節トゥールーズ戦(3日、1〇0)に続き、初先発となった一戦でもゴールを決め、加入後の公式戦2戦連発。出場した試合では、オランダ1部フェイエノールトでの3試合を含め、驚異の5戦連続ゴールとなった。

 上田のゴールをアシストしたフランス代表FWエムバペの弟・エタンが退場処分となった影響もあり、チームは競り負けたものの、自身は早くも新天地で地位を固めつつある。「(味方が動きを)見てくれている感覚もある。どういうボールが欲しくて、どういう選手なのかを伝えていけば、もっとチャンスが来るんじゃないか」。欧州CLの舞台でのゴールは、大きな手応えをつかむ一戦となった。

 CLの舞台では、フェイエノールトでの24~25年シーズンの16強が最高成績で、当時は控えの立場だった。上位進出を目指す上田は、接戦を落としたことに「課題はいろいろある。今後、修正していきたい」と語った。

 今月下旬からは、32強での敗退となった北中米W杯以来となる代表活動もスタート。10月上旬まで行われる国内でのウルグアイ、エクアドルなどとの4連戦は、モロッコポルトガル、スペインでの共催となる30年W杯への道のりの第一歩となる。日本のエースは「目下、絶好調」の状態での代表合流となりそうだ。

 ◆欧州CL2026~27年シーズン 36クラブが参加。1次リーグでは異なる相手とホームで4試合、アウェーで4試合対戦し、1~36位までの順位を決定する。同国連盟同士の対決は行われない。8位までが自動的に16強進出。9~24位でプレーオフを行い、上位8クラブが決勝トーナメントに進出する。決勝は27年6月5日、スペイン・マドリード開催。

◆リールの今後のCL日程◆

日 付   相  手       会場

10・14 アーセナル(英)    A

10・21 ガラタサライ(ト)   H

11・3  ポデグリムト(ノ)   A

11・25 バイエルン(独)    H

12・9  シュツットガルト(独) A

1・19  スロヴァン(ス)    H

1・27  ローマ(伊)      A

【注】トはトルコ、ノはノルウェー、スはスロバキア。Aはアウェー、Hはホーム。