VW

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中国メディアの快科技は8日、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のオスナブリュック工場について、自動車の生産を終了し、防衛装備品の製造に転用されると報じた。背景に中国メーカーとの競争激化があるという。

ロイター通信の報道として伝えたところによると、VWは、オスナブリュック工場を、イスラエルの投資会社アウレリウス・キャピタルと工場が立地するニーダーザクセン州に売却することで暫定合意した。同工場での自動車生産は2027年に終了し、その後は防衛装備品の製造に転用される。工場の従業員約1800人のうち1400人の雇用は維持されるという。

最初の「基幹プロジェクト」として、イスラエルの防衛企業ラファエル・アドバンスト・ディフェンス・システムズと提携するという。VWは「これらの計画には、ドイツおよび欧州向けの防空システムや部品の製造が含まれる可能性がある」とし、提携によって取引が広がる可能性も示唆した。

事情に詳しい情報筋によると、プロジェクトにはVWのピックアップトラック「アマロック」の軍用車両への改造も含まれる。またポーランドの防衛企業WBグループがVW傘下のトレイトンが手がける「MAN」ブランドの車両を軍用車両に改造する可能性もあるという。

これに先立ち、VWグループの労使代表らで構成する監査役会は3日、3月公表分と合わせて2030年までに計10万人の従業員を削減し、国内4工場の用途転換や閉鎖も視野に入れた計画で合意したと報じられていた。(翻訳・編集/柳川)