ドジャース ランニング本塁打未遂のテオスカー「映像見たら笑ってしまった」169キロ送球で憤死「惜しかったと思ったけど」次打席で決勝タイムリー
「ドジャース3-2レッズ」(8日、ロサンゼルス)
ドジャースが接戦を制して6連勝。地区優勝マジックを「7」とした。テオスカー・ヘルナンデス外野手が6戦連続打点となる決勝タイムリーを放ったが、試合後は“ランニング本塁打未遂”を笑いながら振り返った。
試合後のクラブハウスでテオスカーの笑みが止まらなかった。「そのままダグアウトにとどまりたかったくらい。ライトまで走って戻るのが本当に遠くて」と振り返ったプレーは三回2死、痛烈な打球をセンターへ放った。これにレッズの中堅手がダイビングキャッチを試みるも捕球できず、ボールは転々とフェンスまで届いた。
テオスカーは二塁を蹴って三塁へ。そしてエベル三塁ベースコーチが腕をグルグルと回し、一気にホームを狙った。だが中継でボールを受けたデラクルーズが二塁ベースのはるか後方からホームへ矢のようなダイレクト送球。テオスカーはスライディングを試みるも悠々タッチアウトになってしまった。
スタッドキャストによるとデラクルーズの送球は105・3マイル(169・4キロ)だった。「とにかく必死に走った。生還できるチャンスがあると思った。あの状況で僕をアウトにできるのは彼くらい。相手の好プレーをたたえるしかない」とテオスカー。後に映像を見返したといい「最初は『すごく惜しかった』と思っていたが、映像を見たら『あっ、ダメだ』と笑ってしまった」とジョーク交じりに明かした。
一連のプレーにドジャースタジアムは騒然。ランニング本塁打を期待する大興奮の声から、大きなタメ息へ変わった。
それでも五回2死一、三塁からの第3打席で中前へ勝ち越しのタイムリーを放ったテオスカー。チームの6連勝に大きく貢献し、地区優勝マジックは7となった。本拠地のビジョンでも知らされたが「7なんだと知ったくらいで特に意識はしていない。僕たちの仕事は毎日ここにきて準備し、試合に勝つことだけ」と語っていた。
