鈴木彩艶(C)ロイター

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 英プレミアのアストンビラに移籍した日本代表GK鈴木彩艶(24)への評価がうなぎ上りだ。

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 第2節アーセナル戦で新天地デビューを果たした鈴木は、日本時間6日(午前1時30分開始)の第3節ハル・シティー戦でも存在感を見せ付けた。 ハイボールの処理、至近距離のシュートに対する反応、英語でのDF陣への指示……すべて高レベルにこなして「移籍金65億円の大物GK」としての価値をアピール。持ち味の「足技」も健在だった。最後尾から繰り出す高精度キックが何度も攻撃の起点となり、これは数字の上でも証明された。試合中に37本のキックを行って33本のパスを成功。そのうち8本は最前線の味方への正確なロングパスだった。

 鈴木の活躍にエメリ監督も「守備面で決定的な役割を果たし、攻撃系選手に良質のロングボールを供給してくれた。無失点試合でスズキはさらに前進した」と大絶賛だ。

 アストンビラは開幕戦から0-4、0-1、0-0と攻撃陣が沈黙を続ける中、ここ2試合スタメン出場の鈴木のパフォーマンスが、チームの唯一の光明となっている。

 アストンビラは同9日に欧州CLでベルギーのクラブ・ブルージュと敵地で対戦(午前1時45分開始)。同12日にプレミアのフォレスト戦(午後11時開始)を控えている。鈴木のパフォーマンスに注目が集まる中、プレミアでの「ザイオン人気」がベルギーに飛び火。ベルギーのシントトロイデンに所属するパリ五輪代表GK小久保玲央ブライアン(25)に欧州列強クラブが秋波を送り始めているという。

鈴木の前所属イタリアのパルマやフランスのレンヌが興味

「父がガーナ人、母が日本人で190センチ、100キロの堂々たる体躯の鈴木と比べると父がナイジェリア人で母が日本人で193センチ.80キロの小久保はひと回りセンが細いタイプだが、リーチの長さと抜群の反射スピードを駆使し、特に至近距離からのシュートに対するセービングは一級品です。2024年のパリ五輪本大会、同予選で大ピンチに動じることなく、最後の砦となって奮闘する姿から、小久保(こくぼ)をもじって『国防(こくぼう)』ブライアンと呼ばれて本人もご満悦だった」(サッカー関係者) 千葉・柏に生まれ育った小久保は、Jリーグ柏のユースからポルトガルに渡り、名門ベンフィカに引き抜かれた。トップでの出場は1試合もなかったが、24年7月にシントトロイデンに移籍して3シーズン目の今季も好調をキープ。直近のラ・ルビエール戦(同6日未明開始)では、4-0圧勝劇の原動力になった。

 その小久保には、鈴木の前所属イタリアのパルマやフランスのレンヌが興味を示していると現地では報じられている。

 欧州5大リーグでプレーする「国防ブライアン」を見てみたい──。

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 ところで鈴木彩艶はどのような成長曲線を描いてここまで来たのか。彼を小学校時代からトップに至るまで、長きにわたって指導した浦和ジュニアユース、ユースの元監督・工藤輝央氏(現浦和レッズレディースSD)がとことん語ってくれた。●関連記事 【もっと読む】鈴木彩艶〈前編〉恩師が語る“根っからのレッズの子”の素顔と飛躍の原点 もぜひご一読を。