自民・国民の福岡県連トップ 相次いで辞任を表明 混乱続く
9月議会の開会を目前に控えた福岡県議会では、各会派が蔵内勇夫氏の次の議長を決める選挙の対応などに追われています。そんな中、自民・国民の両県連トップが相次いで辞任を表明するなど、混乱も続いています。
9月5日、自民党福岡県連の執行部会で大きな動きがありました。
■自民党福岡県連・松本国寛会長(9月5日)
「本日、県連執行部会において、私から県連会長を辞任する意向を伝えました。」
松本会長は、県議会の正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑で「金銭を受け取った幹部の一人」として名指しされていますが、本人は関与を否定しています。
一連の疑惑を受け、自民党本部は県連に対し、高市首相の強い意向として、次の県議選で「公認を出せる状況にない」と通告していました。
5日の臨時部会の冒頭にも、古賀篤衆議院議員が、高市首相の厳しい言葉を伝えました。
■古賀篤 衆議院議員
「災害対応ということで、官邸に首相と話をしに行きました。福岡県はどうなっているんだ、しっかり対応してほしいと強く話をされました。」
福岡県連ではこの日、疑惑について独自の調査を行うことを決め、松本会長はこのことが辞任を決めた理由の一つだと話しています。
■松本会長
「疑義の当事者である私が(調査を)主導しながら行うというのは、県民の皆様方の信頼をなかなか得ることができない。」
会長職の後任については「県議ではない人に県連改革を主導してほしい」としています。
さらに、国民民主党福岡県連の大田京子代表も5日、県連代表を辞任する意向を表明しました。
海外視察でタイに行った時に蔵内勇夫氏と写った写真が、SNSなどで批判されたことが一因としています。
大田代表は「海外視察における振る舞いについて反省すべき点があった」とコメントしています。
県議会の海外視察をめぐっては、元県議の吉村敏男氏が落選後の2020年、当時の議長から「国際交流コーディネーター」に任命され、少なくとも2回、タイの視察に公費で同行していたことも議会事務局への取材で明らかになっています。
服部知事は「交流コーディネーターの必要性や妥当性については議会が説明するべきだが、第三者委員会の調査対象には含めたい」と話しています。
