「国道16号村田町アンダーパス」手前に設置された予防的通行規制を知らせる看板(7日午前1時24分、千葉市中央区で)=中沢新撮影

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 秋雨前線などの影響で、日本列島は7日、関東や東北地方を中心に記録的な大雨に見舞われた。

 気象庁は同日、東京・伊豆諸島の大島町と利島村、新島村に危険度が最も高い「レベル5土砂災害特別警報」を発表。福島県いわき市のアンダーパスで車が水没し、60歳代女性が死亡したほか、千葉県内でも2人がけがをした。

 土砂災害の特別警報は、5月に新たな防災気象情報の運用が始まって以降、8月の千葉豪雨、今月5日の鹿児島県屋久島町に続き3例目。大島、利島、新島の3町村によると、7日午後5時時点でいずれも人的被害や土砂崩れは確認されていないという。

 7日午前7時45分頃、福島県いわき市鹿島町米田の市道のアンダーパスで、「複数の車が浸水している」と通行人から119番があった。県や市消防本部などによると、2台が浸水し、うち1台に乗っていた60歳代女性が死亡した。もう1台に乗っていた40歳代女性は自力で逃げ、けがはなかった。いわき市では午前8時前までの1時間降水量が47・0ミリに上った。

 千葉市や茨城県高萩市、神奈川県逗子市などでは大雨や土砂災害の「レベル4危険警報」が出された。千葉県内では男女2人が転倒した際にけがを負った。

 前線は10日頃にかけて西日本から東日本の太平洋側に停滞する見込みで、広範囲で大雨が続く可能性がある。8日午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、近畿150ミリ、東海120ミリ、関東甲信、北陸、四国100ミリ。