ひろゆき

写真拡大

-[ひろゆきの兵法~われら氷河期は[人生後半]をどう生きるか?~]-

「高級車やブランド品を持っている人ほど豊か」という価値観は、もう古いのかもしれない。カーシェアやレンタルが普及した今、ひろゆき氏が考える「本当の豊かさ」とは何なのか。モノを所有することにかかる意外なコストと、お金をかけるべきものの見極め方を語る。
◆豊かさというのは所有ではなく「必要なときに困らないこと」

 モノを買うことと、豊かになることは、だいぶ別の話だったりします。昭和の感覚だと、高級車やブランド品、家などを所有することが豊かさの象徴でした。というか、当時は必要なら所有しないと使えない時代だったわけです。

 でも今は、カーシェアやレンタルなど「必要なときだけ使うことができる」時代。そうなるとモノを所有することが豊かなのかは微妙なところだったりします。というのも、そもそも豊かさというのは所有ではなく、「必要なときに困らないこと」だからです。

 たしかにモノは一度買えば、以降はタダで使い続けられます。でも実際には、置く場所や維持費、故障リスクなどの“実質的コスト”がついてきます。買った瞬間に終わりではなく、買ったあともお金や時間を吸い続けるわけです。

 例えば都内で車を持つと、税金や保険、車検に駐車場代などで、月5万円以上かかるのは珍しくないです。週に何度も乗るならまだしも、カーシェアやタクシー代が月5万円以内に収まるなら、車を持たないほうが合理的です。

 ドラム式洗濯乾燥機も光熱費や修理費だけでなく「置くスペース」にも家賃が発生しています。東京のワンルームなら、そこはけっこう大きい。生活スタイルによってはコインランドリーで乾燥まで済ませたほうが、コスパがいい場合もあります。

 服やバッグも同じで、結婚式や式典のためにめったに着ない服やバッグを買うくらいなら、レンタルサービスで済ませたほうがいい。一回しか使わないものに高いお金を払うのは、実用ではなく見栄でしかないのです。

◆友達が多いほうが、結果として得をする

 もちろんシェアサービスがないものもあります。ただ、そういう分野であっても、人と繋がっていることで使えることもあります。例えば、たこ焼き器を買わなくても持っている友達がいれば使えます。クルーザーだって、持っている知人がいれば乗れたりする。所有するくらいなら、友達を増やすほうが結果としてモノを所有するよりも豊かになれたりすることもあるわけです。