【京成杯AH】ピコローズ 重賞初制覇 燕党・伊藤大師が労う「馬がよく耐えてくれた」尾根部につば九郎を装着
「京成杯AH・G3」(5日、中山)
大接戦となったゴール前で力強く抜け出したのは重賞初挑戦の10番人気ピコローズ。内々の6、7番手を進み、クランフォードとエコロブルームの間を割って坂を駆け上がり、堂々と先頭でフィニッシュ。見事にVをエスコートした三浦は、昨年のスプリンターズS(ウインカーネリアン)以来の重賞制覇。「うれしいですね。今まで乗せていただいてきた馬だけになおさらです。ここまで重賞で惜しいレースもあったけれど、(年に)一つは勝たなければと思っていました」と笑顔だ。
伊藤大師にとっても格別の勝ち星となった。自他ともに認める美浦トレセンで一番のスワローズファン。神宮に通って何度となく熱投に声をからしてきた現役最年長の石川雅規投手が、今季限りでの現役引退を表明。燕党らしく、この日はピコローズの尾根部の位置に、つば九郎のマスコットを装着して臨んだ。「ここで勝てて良かった」とトレーナーは胸いっぱいの様子だ。
前走で3勝クラスを制して、いきなりの重賞チャレンジ。手加減なしのケイコを積み、目一杯に仕上げた。「チャンスだと思って負荷をかけました。あれだけやってプラス4キロ。馬がよく耐えてくれました」とハードトレの成果に胸を張った。「今後はオーナーと話して。行くなら中途半端な1走はない」とマイルCS(11月22日・京都)への直行を示唆。淀のマイルでも飛燕のように突き抜けてみせる。
