平日の午前中、突如封鎖されたイオンタウン(写真・梅基展央)

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ガス漏れが起きたから避難するようにと案内があり、いの一番に熊本のガス漏れを想像して怖かったです。二の舞になるんじゃないかと……。急いで避難しました。まだ安全確認が取れていないので店に戻れません」

切迫した表情でそう語るのは、千葉県市原市辰巳台東にある商業施設「イオンタウンたつみ台」のテナント店員だ。

9月4日午前9時10分ごろ、同施設の関係者から建物の裏側にあるガスタンクからガスが噴出していると119番通報があった。平日の午前中という時間帯であり、施設内にはすでに買い物客や従業員が多数滞在していた。

「市原署や地元消防の発表によると、店の外に設置されていた約1立方メートルのLPガスのタンクからガスが漏れたとみられます。施設内にいた客と従業員は全員避難し、幸いにもけが人や体調不良となる人はいませんでした。店舗前の道路は通行止めとなり、物々しい雰囲気です。引火していれば大変なことになったわけですから、当然の対応でしょう」(社会部記者)

現場は一時騒然となり、テナントの関係者たちも店舗に入れないまま、外で不安な時間を過ごすことになった。

「テナントの店員は別ですが、イオンタウン直属の関係者は、一様に『本部にきいてください』と言うのみで、厳しい箝口令(かんこうれい)が敷かれている様子でしたね。実際、その後、本部の関係者と思しき多数のスーツ姿の男性が問題のガスタンクを視察していました。イオンは、熊本の地震で避難後の従業員の再入館を認めたとして、多くの批判を浴びました。今回も施設の管理責任を問われることになりますから、ピリピリしていたのでしょう」(同)

実際、責任は重大だ。問題となったガスタンクは、周囲の施設と比べても、とくに錆びついており、まさに “おんぼろ” の状態だった。

イオングループは日本全国に500店舗ほどあります。改めて、店舗の管理について見直すべきなのかもしれません」(同)

いつまでも安全に買い物できる場所であってほしい。