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京都府舞鶴市でツキノワグマ2頭が住宅の軒下に居座ったため、「緊急銃猟」が行われました。ただ、一夜明けた4日朝も周辺では、新たな目撃情報があり、市は警戒を呼びかけています。

■住宅にクマ「80何年になるけど生まれて初めて」

「ここから来たんです、ここからポーンと飛び越えて。橋を渡らないでポーンと飛び越えて、子グマが通って来た。迷わずに縁の下に入りました」

3日、京都・舞鶴市の住宅にツキノワグマが姿を見せました。

クマ居座り現場の住人
「動物園とかではよく見たけど、近辺でクマを見たのは、80何年になるけど生まれて初めて」

京都の海側に位置する舞鶴市。クマが出没したのは、住宅が立ち並び、近くに学校があるエリアです。

そこで、軒下に居座ったクマ。その数は2頭で、親子とみられています。

親子とみられるクマは、3日午後5時ごろから居座り始めて、その後も立ち去らなかったため「緊急銃猟」が行われました。

これでクマの緊急銃猟は、去年の制度開始以降で全国82例目。近畿地方では、今年7月の奈良と三重に続いて3例目で、“京都では初”となります。

■専門家「そんなに軽かったんですか」

クマは1頭が成獣で、体重25キロのメス(※メスの体重は一般的に30~60キロ)。もう1頭は子グマで、体重5キロのオスだったということです。この大きさについて、クマの生態に詳しい専門家は…

岩手大学農学部 山内貴義准教授
「そんなに軽かったんですか。なぜそんなに痩せているのか、詳しく調べてみないと分からないが、食べ物がなくて出てきた可能性はある」

山内准教授によりますと、クマが出没したワケはこう考えられるといいます。

本来は山で暮らし、山に実るエサを食べるクマ。山の中では、エサをめぐる争いが繰り広げられています。

しかし、今回のような小さいクマは、大きくて強いクマには勝てません。

その結果、エサを探す小さいクマは、人里に追いやられているのではないかということです。

■「きのうと同じくらいの大きさの子グマが出た」

舞鶴市では、クマへの警戒が続きます。

市によりますと、緊急銃猟から一夜明けた4日午前7時すぎ…

近隣住民の通報
「きのうと同じくらいの大きさの子グマが出た」

新たな目撃情報。他にも、いるのでしょうか。

山内准教授によりますと、今年はエサの実り具合が良くない可能性があるという西日本。今後、クマが人里に出没するケースが、多くなるかもしれないということです。