【政権人事】高市首相が自民党の現幹事長・副総裁・官房長官の続投方針固める…理由は?政治ジャーナリスト青山氏が解説
内閣改造・自民党役員人事についてです。高市首相は、「政権の骨格」とも言える自民党の鈴木幹事長、麻生副総裁、木原官房長官を続投させる方針を固めました。その理由とは…。
高市首相は自身の後ろ盾となっている麻生氏を中心とした態勢を維持し、2027年の自民党総裁選を見据えて党内の基盤固めを優先する形です。
鈴木幹事長について、政権幹部の一人は、「骨格というより大骨格。むしろ代える方がおかしい」と話しています。
麻生氏と鈴木氏は、ともに財務大臣経験者で、消費減税には慎重な立場でしたが、最終的には高市首相の強い意向を受け入れた経緯もあります。
自民党内からは、「減税を飲んでもらった時点で麻生氏・鈴木氏は代えられない」との見方も出ていました。また、政権の要の木原官房長官も続投させる方針です。
今後の焦点は、2027年の総裁選 再選を見据え、林総務相らライバルと目される閣僚らの処遇、また、連立パートナーの維新から誰をどのポストで初入閣させるかです。高市首相は、9月下旬に国連総会出席のため、ニューヨークを訪れる予定で、その前後のいずれかで、人事を行う方向で調整しています。
(スタジオ解説)
(徳増 ないる アナウンサー)
自民党の役員人事も任期が9月に迫り動きも出てきていますが、青山さん、今回の狙いというのはどう見ていますか?
(コメンテーター 政治ジャーナリスト 青山 和弘 氏)
まず、「選挙にも勝ったし政権の骨格を維持したい」という考えは、一種の表向きの理由なんです。実は来年にはまた総裁選挙があるんです。。、麻生さんとの協力を維持することが、次の総裁選で勝つのに必要だという認識に立った場合に、麻生さんが強い推薦で押し込んだ義理の弟、鈴木幹事長は変えにくい。そういった判断だと思います。あとは総裁選のライバルたちですね。小泉進次郎さんとか、小林 鷹之さん、林芳正さんたちを今回の人事でどう処遇するかが、今後の注目点だと思います。
(レギュラー コメンテーター 津川 祥吾 氏)
内閣改造に関して静岡県民的にいうとですね、静岡に関係する大臣どうなるのかなというのは気になるんですけど…。県内選出ではありませんが片山財務相。財務省としてはまさに先ほどの話ですが、積極財政に今従っているけども…本音からすると、そろそろブレーキかけたいんじゃないかと。片山財務相そっち側なんじゃないかというところで、一時期なにか…更迭、交代するんじゃないかという噂が永田町で流れましたが…今どんな感じですか?
(コメンテーター 政治ジャーナリスト 青山 和弘 氏)
先ほども話したように高市さんは積極財政派で、片山さんもそれを応援する立場で財務相になったんですが、そうはいっても元大蔵官僚でもあるんです、財政の信任の重要性、「これ以上積極財政に舵を切ったらマーケットがやばい」っていうことがよく分かっている人なんです。それで2人の間には若干温度差があって、それが表面化したこともあった。だけれども逆にそういう片山さんだからこそマーケットやアメリカにとっては安心材料でもあるんですね。このように片山さんとアメリカのベッセント財務長官が、先日も会談して、「日本はちゃんとやりますから」って言っている。そういう関係性の中で、今は代えるずらいし変えることが悪いメッセージに捉えられちゃう可能性もある。財務省を抑えながら消費税減税や積極財政をやってもらうという意味で、片山さんの存在は未だ大きいと思いますので、今回の人事は続投ではないかというのが大方の見方ですね。
(レギュラー コメンテーター 津川 祥吾 氏)
城内 経済財政相などの起用も気になりますが…。
(コメンテーター 政治ジャーナリスト 青山 和弘 氏)
城内さんは積極財政の一番の旗振り役ですよ。今回、「骨太ショック」といわれたような「骨太の方針」を主導したのも城内大臣です。城内さんは今回、「党側の重要な役職に横滑りさせた方がいいんじゃないか」という声が政権内にあって、城内さんの処遇は、今後の高市さんの、まさに財政・経済運営を占う意味で焦点になると思います。
(徳増 ないる アナウンサー)
自民党の役員人事どうなるのでしょうか。

