「魂だけはうそでいたくない」羽生結弦さんが「ゆず」との初共演で見せた「表現への誠実さ」NHKの特番が「神回」と話題に

羽生さんとゆずのコラボレーションが話題だ(C)Getty Images
『NHK』で実現した夢のコラボレーションに、SNS上では視聴者から称賛の声が続々と投稿されています。
羽生結弦さんと「ゆず」が初共演した「羽生結弦×ゆず 震災伝承ソング『幾重』」です。「“表現”のその先へ」と銘打たれた番組は、ジャンルを超えたクリエイター同士が、自分たちの“表現”には何ができるのか、誠実に思いを重ね合う、見応えある番組になっていました。
【写真】宮原知子さん、鈴木明子さんが投稿した羽生結弦さんとの2ショットなどをチェック
番組内で羽生さんは、アテネ五輪の2004年にリリースされたゆずの代表曲「栄光の架橋」について、当時9歳で初の海外遠征を後押しし、優勝に導いてくれた曲だと力説。「帰りの飛行機で『栄光の架橋』を聴きながら、泣いていたんですよ」と痺れるエピソードを披露します。羽生さんの一言で、クリエイター同士の距離感がグッと縮まり、話題は表現の本質へと深掘りしていきました。
「競技をやっている頃は、全責任が自分だけにしかないので、結局自分がミスして結果とれなくて、一番悔しいのは自分だけなので、だから、まだ何とかやれていた。でも今は、自分が失敗してしまうことが、自分だけの責任じゃなくて、この舞台を作ってくれた方々の全エネルギーを無駄にしてしまう可能性があるので、今の方がプレッシャーは大きいですし、その分いっぱい練習していますね」
そう語る羽生さん。リンク上のパフォーマンスに懸ける思いを、飾らないリアルな言葉で放ったのも、超一流同士の化学反応の成果に他ならないでしょう。
ともに2011年3月11日の東日本大震災以降、被災地に寄り添い、強く思いを致してきた経緯があります。「ゆず」は震災の記憶と教訓を次世代へつないでいきたいとの思いを込め、楽曲「幾重」を制作。そのメッセージに羽生さんが共鳴し、唯一無二のコラボレーションが実現したのです。
羽生さんは言いました。
「魂だけはうそでいたくない」
そんなむき出しの言葉とともに繰り広げられるクリエイター同士の夢の共演は、視聴者の間でも「神回」と話題になり、9月6日の午後3時5分から全国での再放送も決定。再び、目撃できるチャンスが訪れました。
超一流は超一流を知る。エンターテインメントとスポーツ、その表現の可能性を最大限に感じさせてくれる貴重なひととき。またしても、多くの人々の胸を打つことは間違いありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]

