【漫画】前を歩く女性がスマホを見ながら話している→「もしかして配信?」 自分も映り込んでいたのでは…言いようのない気持ち悪さの正体
前を歩く女性のスマホに映っていたのは、自分だった?
街を歩いていると、誰かがスマートフォンに向かって話しかけている姿を見かけることがあります。一見すると通話をしているように見えますが、実は配信中だった…そんな場面も珍しくなくなりました。しかも、その配信に自分が映り込んでいたとしたら、どう感じるでしょうか。
【漫画】ライブ配信にたまたま映り込んでしまった…!?(全編を読む)
東京都在住のAさん(40歳)は、仕事で都内の有名な観光地近くを訪れ、打ち合わせを終えて最寄り駅へ向かう途中、思いがけない出来事を経験しました。
何気なく歩いていただけなのに…
観光客でにぎわう通りを歩いていたAさん。少し前を歩く若い女性が、スマートフォンを顔の前に掲げて何かを話していました。
最初は電話をしているのだろうと思い、特に気にも留めませんでした。最近はイヤホンを使わずスピーカーフォンで話す人も見かけるため、不思議には感じなかったそうです。
ところがしばらく歩いた後も、女性はずっとスマートフォンの画面に向かって話し続けています。誰かと会話をしている様子ではなく、一人で話し続けている姿に違和感を覚えました。
「もしかして配信?」
そう思って何気なく画面へ目を向けると、左下にコメント欄のような表示が流れているのが見えました。そこで初めて、通話ではなく配信だったことに気付いたといいます。
Aさん自身もInstagramやTikTokのライブ配信を見ることがあるため、コメント欄の表示ですぐにライブ配信だと分かったそうです。
そして次の瞬間、別のことが頭をよぎりました。
「この位置だと、後ろを歩いている私もずっと映っていたのでは…」
覗き込んだ顔まで配信されていたかもしれない
気付いた瞬間、Aさんは思わず女性のスマートフォンを後ろから覗き込むように見てしまいました。
しかし、その行動がかえって気になっています。
「何を配信しているのだろうと思って、思わず後ろから画面を覗き込んでしまったんです。その時の、自分の不自然な表情まで配信されていたかもしれません」
歩いているだけならまだしも、「何だろう」と覗き込んだ瞬間の顔まで、多くの人に見られていた可能性があります。
もちろん、実際に映っていたかどうかは分かりません。
しかし、どこの誰が見ていたのか、どの配信アプリだったのか、配信終了後に映像は消えるのか、それともアーカイブとして残るのかも分からないままです。
「何も悪いことはしていないのに、自分の顔が知らない人たちに見られていたかもしれないと思うと、なんとも言えない気持ちになりました」
「背景だから問題ない」とは言い切れない時代
ライブ配信は、旅行や街歩きの様子をリアルタイムで発信するスタイルが広まり、特に観光地では配信しながら歩く人を見かける機会も増えています。
一方で、街は公共の場所であり、不特定多数の人が行き交っています。配信者に悪気がなくても、背景として映り込んだ人にとっては、「知らないうちに世界へ公開されていたかもしれない」という不安が残ることがあります。
写真であれば、映り込みに気付いて加工や削除をする機会もあります。しかしライブ配信は、その場でリアルタイムに映像が流れていくため、映り込んだ本人が避けることは容易ではありません。
Aさんは、「仕事でたまたま観光地へ行っただけなのに、まさか自分までライブ配信に映り込んでいるとは思いませんでした。これからは、人がスマートフォンに向かって話していたら、電話ではなく配信かもしれないと思ってしまいそうです」と振り返っていました。
(まいどなニュース特約・松波 穂乃圭)
