「空港にプライベートジェットを待機」日本代表ボランチの“クラブ史上最高級”移籍はなぜ実現しなかったのか。独メディアが考察「パレスは獲得に自信を見せていたが…」
ドイツ誌『Kicker』の報道として『Get German Football News』が伝えたところによると、パレスは3000万ユーロ(約55億円)を上回る移籍金と、相当な割合のリセール条項を提示。獲得に自信を見せていたようで、フランクフルトの空港にプライベートジェットを待機させていたという。
「マインツは最終的に、約250万ユーロ(約4億6000万円)で獲得した選手を約3000万ユーロで売却して得られる当面の利益を拒んだ。伝統的に選手を育成して売却し、大きな利益を得ることに慣れてきたクラブとしては、大きな意思表示だ」
「2年前に記録されたマインツ史上最高額は、約3500万ユーロ(約65億円)。サノに対するパレスの提示は、再販次第でその額を超えたかもしれない。それでも、マインツはサノのスポーツ面の価値がそれ以上と判断したのだ」
2024年夏の加入以降、佐野はマインツでブンデスリーガの全試合に出場してきた。1年目の2試合で途中交代しただけで、ほぼフル稼働という鉄人ぶりだ。中盤に欠かせない存在と言えるだろう。
Get German Football Newsは、「クラブはこの夏、例年よりも層の厚いスカッドを編成している。だが、中盤にサノがいなければ、計画するのはもっと大変だった」と伝えている。
「マインツが再びブンデスリーガで上位を競えるとの予想は、ひとつの大きな条件を前提としていた。それは、サノが残る必要があるというものだったのだ」
ただ、活躍を続けていれば、さらに大きな関心が寄せられるのは不可避だろう。それはいつになるのか、そしてマインツはどのように対応するのか。佐野のこれからに、さらなる注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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