「このいえの全てが今からさいごまで…」押し入れを埋め尽くす謎の落書きに鳥肌…“一室だけ壁中穴だらけ”の家で発見された意味深な言葉
押し入れの壁いっぱいに書き込まれた、意味深な言葉の数々。「このいえの全てが今からさいごまで…」「主の神でんになるよ」――。住宅の改修工事中に見つかった“謎の落書き”が、Xで大きな話題になっている。いったい、どんな家で見つかったものなのか。投稿者に当時の状況を聞いた。
【画像】実際の押入れの写真と「穴だらけ」の部屋…壁一面には“謎の言葉”がびっしり
「このいえのおんどが今からとこしえに全て25どになる」
「今までで怖かったこれ 一室だけ壁中穴だらけの部屋の押入れに書いてあったんやで」
そんな言葉とともにXに投稿された、ある住宅の押し入れの写真が大きな注目を集めている。
写真に写っているのは、一見するとごく普通の押し入れの壁。しかし、よく見ると青や緑、黒など複数の色のペンで、びっしりと文字が書き込まれている。
投稿したのは、住宅の改修・修繕工事を行っているXユーザーの「セルゥゥゥゥァァァァァ」さん(@cellbururu)。
これまで事故物件の改修工事も何度も経験してきたという投稿者だが、この部屋については特に怖かったと振り返っている。
では、いったい何が書かれていたのか。
写真からは、
「このいえの全てが今からさいごまで全くけがれてないじょうたいになるよ」
「このいえのおんどが今からとこしえに全て25どになる」
「このいえでもなんのもんだいもない」
「このいえではこのうえない平安すぎをえすぎる」
といった文章が読み取れる。
ほかにも、
「今からさいごまで このいえがかぞく全いんが もっともせいじょうにきのうを どんどんしすぎるいえになるですよ」
「今からさいごまで このいえが げんきさがもっともましすぎるいえになるよ いる方といえがどんどんだよ」
「なによりもさいきょうのすぎの家」
「今からさいごまでこのたてものの全てが今から 最後まで主の神でんになるよ」
など、独特の言い回しの文章がいくつも書かれている。
さらに壁には「イエスキリスト」「てんごく」「しんでん」といった言葉も確認できる。
内容そのものは、家やそこで暮らす人がよい状態になることを願っているようにも見えるが、押し入れの壁一面にこれだけの文章が残されている光景は、確かに少し異様だ。
投稿は大きく拡散され、表示回数は8月28日時点で1300万回を超えた。
部屋には、さらなる不気味な所も
SNSでは、
「文章がどれも理解不能なのがまた怖い」
「子どもの字に見えますが…」
「これを書いた子が幸せに生活していることを祈りたいよ」
「とあるホラーゲーム思い出した。プレイヤーは子供の夏休みの日誌を見てくんだけど、段々と様子がおかしくなっていくのね」
といった声が寄せられた。
一方で、
「子どものころ、次に住む人を怖がらせようと家に落書きをした」
「妹と家にこういう落書きをめっちゃしていた」
「懐かしい! 自分もよく壁とかテーブルとか椅子のとこにたすけてって書いてたわ」
「うちの実家にも毎年お正月に子ども連中で色々書いてたのが残ってるし全然悪いものに見えないんだよな」
と、自身の子ども時代を振り返り、単なる“いたずら”だったのではないかと考える人もいた。
そこで投稿者本人に、この写真について詳しく話を聞いた。
この住宅は宮城県にある4LDKの物件で、投稿者が改修工事を行ったのは約1年前。なお、投稿者が普段手がけることもある「事故物件」ではなく、この住宅自体は事故物件ではないという。
投稿者によると、物件は壁に穴が開いた状態で購入され、その後、改修工事が行われた。
「穴が開いた状態で購入して改修しているため穴が空いた理由は分かりませんが、家全体で穴がありこの1室のみ穴だらけでした」
実際に提供された写真を見ると、壁のあちこちに大小の穴が開いている。しかし、なぜこの一室だけこれほど多くの穴が開けられていたのかは、分からないままだという。
そして、工事に入る際、室内を片付けている最中に押し入れを開け、壁いっぱいの文字を発見した。
「工事に入るときに中の物を片付けしていて押入れの中を開けたら書かれていました。見た瞬間は落書きだなぁと何となく読んだら怖くて鳥肌が立ちました」
この文字を書いた人の正体とは…?
投稿者は取材に対し、字を書いた人物について「小学生くらいの男の子っぽい」と推測しているものの、実際に誰が、どんな理由で書いたのかは分かっていない。
壁に残された大量の穴と、押し入れいっぱいに書き込まれた謎の文章。
いったい誰が、何のために書いたのか。その真相は、今も分からないままだ。
取材・文/ライター神山
