「避難所にいってほしかった」車中泊していて熱中症か…母親を亡くした男性の思い
今回の地震で大きな課題となったのが厳しい暑さへの対策です。
氷川町では、車中泊をしていた女性が熱中症とみられる症状で亡くなりました。
76歳の母親を失った男性がいまの胸の内を語りました。
■一浩さん
「様子見に行くからと電話したのがもう最後ですかね。まだ整理ができていないので、これからどうしよう」
母親は先月30日、氷川町の自宅にとめていた車の中で心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。
■一浩さん
「警察から死因という形で書類に書いてあったのが推測だけど熱中症だろうと」
「(車のエンジンは)止まる寸前だったかはわからないけど、ガソリンもほぼ空っぽだった」
車中泊をしていた際に熱中症になったとみられていて、県は、災害関連死の可能性があるとしています。
一浩さんは、熊本市の自宅で被災。当時、ひとりで暮らしていた母親と連絡をとったのは、地震の翌日でした。
■一浩さん
「(母から)家の中が散らかったので、片付けを手伝ってほしいと」
30日の午後。母親にかけた電話は一向につながらず。実家に駆け付けた親戚が車の中にいるのを見つけましたが、間に合いませんでした。
■一浩さん
Q. 車中泊をしていたのは知っていた?
「知らないです」
「なんで避難所に行ってなかったのかなと。あとは誰かの目の届くところにいなかったのかなと」
「この暑い時期ですからやっぱり極力リスクは避けつつ、避難所のほうに退避してもらいたかった」
厳しい暑さの中で、どのように命を守るのか。私たちひとりひとりに突きつけられた課題です。
