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去年、証券口座が乗っ取られ、勝手に株が売買されるなどの被害が相次いだ事件をめぐり、被害を訴える79人が、証券会社に原状回復を求めて調停の申し立てを行いました。

27日、東京簡易裁判所に調停の申し立てを行ったのは、SBI証券など4社で証券口座を開設し、乗っ取りの被害を訴える利用者79人です。

申立書によりますと、79人は去年、不正アクセスにより証券口座を乗っ取られたとして、4社に対して不正な取引が行われる前の状態に口座の記録を原状回復することなどを求めています。

被害を訴える男性「自分の目的よりも、自分の子、孫の代にその資産を譲り分けて少しでも良くしようという気持ちからまずやってる。(被害額は)ちょうど3000万円です」

会見した70代の男性は、SBI証券の口座で株の運用を行っていましたが、去年8月に口座を乗っ取られ、1日で130回ほど身に覚えのない株の売買が行われ、被害額は3000万円にのぼると訴えています。

SBI証券などは、被害額の50%の金銭補償を行うとしていますが、男性らは「元の状態に戻すこと」を求めています。