おいが好きな配信者に毎月「2万円」投げ銭をしていると知ってビックリ。もう社会人なので使うお金は自由ですが、趣味に使う金額としては多すぎではないですか?

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好きな配信者を応援する方法の一つとして、「投げ銭」が定着しています。配信中に気軽に送れるため、毎月一定額を使っている人も珍しくありません。しかし、身近な人が月2万円の投げ銭をしていると聞けば、「少し使いすぎなのでは」と感じることもあるでしょう。   本記事で、趣味に使うお金として月2万円は多いのか、家計とのバランスも含めて考えてみます。

月2万円の投げ銭をどう考えるか

投げ銭に月2万円と聞くと、高額に感じる人もいるでしょう。しかし、趣味に使う金額として明らかに多すぎるとは一概にいえません。
総務省の「家計調査報告」によると、2025年の単身世帯における「教養娯楽」の支出は月平均2万1173円です。教養娯楽費には旅行やスポーツ、書籍など幅広い支出が含まれるため、投げ銭と単純に比較はできません。それでも、社会人が趣味や娯楽に月2万円程度を使うこと自体は、特別珍しい水準とはいえないでしょう。
また、株式会社NEXER(東京都豊島区)が運営する日本トレンドリサーチが実施した、「推し活に関するアンケート」(調査日:2022年3月2日~28日、調査対象:全国の男女1200人)では、1ヶ月の支出が1万円未満の人が68.4%と多数を占める一方、1万~3万円程度使う人も26.6%いました。
この結果からも、推し活にかける金額には幅があり、収入や価値観によって適切な支出額は異なることが分かります。

投げ銭を続けた場合の支出額

投げ銭について考えるときは、毎月の金額だけでなく、年間でいくら使うことになるのかも確認しておきたいところです。月2万円を1年間続けると、支出額は24万円に達します。さらに5年間続けた場合は、単純計算で120万円です。
例えば、手取り20万円の人が毎月2万円を投げ銭に使う場合、手取りの10%を充てることになります。実家暮らしで生活費が少なく、毎月十分に貯蓄できている人であれば、大きな負担にならないかもしれません。一方、一人暮らしで家賃や食費などの負担が大きい人にとっては、同じ2万円でも家計への影響は重くなるでしょう。
このように、投げ銭が多すぎるかどうかは、金額だけでは判断できません。自分の収入や生活費、貯蓄とのバランスを踏まえたうえで、無理のない範囲に収まっているかを確認することが大切です。

投げ銭で気を付けたい家計への影響

投げ銭を続けるうえでは、日常生活や家計に無理が生じていないかを確認することが大切です。例えば、投げ銭を優先するあまり、食費を極端に削る、必要な支払いを後回しにする、貯蓄がまったくできないといった場合は、金額を見直したほうがよいでしょう。
また、クレジットカードの分割払いやリボ払い、借り入れまで利用してまで投げ銭をしている場合は、支出が収入に見合っていない可能性があります。
国民生活センターも、ライブ配信サービスの投げ銭について高額課金への注意を呼びかけています。投げ銭は画面上で簡単に決済できるため、現金を支払う場合に比べて、使った金額を実感しにくいことがあります。そのため、気付かないうちに支出が膨らまないよう、毎月の利用額を定期的に確認すると安心です。
社会人であれば、お金の使い道は基本的に本人が決められます。ただし、趣味を楽しむためには、生活費や貯蓄とのバランスを崩さないことも重要です。投げ銭を長く楽しむためにも、無理なく続けられる金額をあらかじめ決めておくとよいでしょう。

投げ銭は家計に無理のない範囲で楽しもう

月2万円の投げ銭は、生活費や貯蓄を圧迫していなければ、必ずしも使いすぎとはいえません。ただし、年間では24万円になるため、毎月の金額だけでなく年間の支出額も意識することが大切です。
投げ銭をする際は、生活に必要なお金や貯蓄分を先に確保し、その残りから無理のない範囲で予算を決めると安心です。好きな配信者を応援する楽しみを長く続けるためにも、自分の収入や家計に合った金額で投げ銭を楽しみましょう。
 

出典

総務省統計局 家計調査報告(家計収支編) 2025年(令和7年) 家計の概要
株式会社NEXER 日本トレンドリサーチ 推し活に関するアンケート(PR TIMES)
独立行政法人国民生活センター ライブ配信サービスで投げ銭! 高額課金に気を付けて
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー