【オリックス】再生へ!森友哉が左手首を手術 強行出場を続けたが2度の登録抹消…攻守で不安消えず 完全復活のため決断
オリックス・森友哉捕手(31)が左手首の手術を受けたことが26日、分かった。慢性的な不安を抱えながら試合出場を続けてきたが、15日に出場選手登録を抹消。球団側と話し合い、復活のための最善策を模索していた。
これまで大きな手術歴がなく、けがにも強いタイプの森友が下した決断。今季は不在となるが、相当な覚悟でメスを入れることに踏み切った。代名詞でもあるフルスイングは、来年2月のキャンプで解禁できる見通し。最もこだわりを持つ捕手としても、再生につなげることができる。
右脇腹や右太もも裏を痛めた昨年は50試合で打率2割5厘。ともに自己最少の1本塁打、14打点にとどまっていた。今季が13年目で、西武からFAで移籍し4年目。「先頭に立って、もっとチームを引っ張らないといけない」と意気込んできた。
開幕スタメンを勝ち取ったが、5月下旬に左手首の痛みを発症。6月2日に一度、登録を外れた。同27日に再昇格し「試合に出ながら治したい」と希望していた。ところが、起用は代打か指名打者に限定。捕球にも影響が出ていたことは事実で、捕手で出場したのは5月29日の中日戦(京セラD)が最後だった。
主軸の責任感でグラウンドに立ち、ここまで66試合で打率2割4分3厘、7本塁打、24打点。岸田監督も「いてくれるだけで大きいし、心強い」と信頼する一方で「フルスイングが森友哉の象徴であると思うけど、そこはなかなかできなくなっている」と状態が上がらないことを危惧していた。逆転でCS進出を目指すチームにとって、エースの宮城や山下らに続く看板選手の長期離脱。現実は厳しいが、万全で戻る姿を待つしかない。
◆森 友哉(もり・ともや)1995年8月8日、大阪・堺市生まれ。31歳。小学1年から野球を始め、東百舌鳥中時代は堺ビッグボーイズでプレー。大阪桐蔭では1年秋から正捕手を務め、2年時の12年に甲子園で春夏連覇。13年のドラフト1位で西武入団。19年にMVP、首位打者を獲得し、リーグ優勝に貢献。ベストナイン4度。22年オフに国内FA権を行使し、オリックス移籍。170センチ、85キロ。右投左打。年俸4億円。
◆森友哉の故障経過
▼5月8日 日本ハム戦(京セラD)で23年6月10日のDeNA戦(同)以来、自身3年ぶりとなる1試合2本塁打
▼同29日 中日戦に「3番・捕手」でスタメンも、これが最後のマスク
▼6月2日 左手首の負傷で出場選手登録を抹消
▼同21日 ファーム・リーグの阪神戦(豊中ローズ)で実戦復帰し、3打数1安打
▼同24日 ファーム・リーグの西武戦(カーミニーク)で3打数3安打
▼同27日 楽天戦(ほっと神戸)から1軍に再昇格
▼7月3日 西武戦(ほっと神戸)の2回、今季初の4番で高橋から右翼ポール際に復帰後初アーチとなる6号ソロ
▼8月15日 左手首の状態が思わしくなく、今季2度目の出場選手登録抹消
