阪神悔しミスミス連敗…藤川監督はサバサバ「きちっと立て直して」 気掛かりは“一発病”
◇セ・リーグ 阪神0―4中日(2026年8月26日 バンテリンD)
阪神はミスが敗戦に直結した。初回は佐藤輝が悪送球。無死一塁で、上林のボテボテの当たりを素早く処理した一塁送球は、大山が捕れないほど大きくそれた。ファウルゾーンを転々とし、一塁走者の一気生還を許した。あっさり先制点を献上した。
1点を追う5回1死一塁は、伊藤将が送りバントを失敗して併殺。自らつくった悪い流れに引っ張られるように、左腕はその裏の守りから2イニング続けてソロを浴びた。
攻撃では、4回の拙攻が痛恨だった。無死一、二塁。大山の強烈な左前打で、二塁走者の森下が本塁憤死。田中三塁コーチの判断は、細川の好返球に阻まれ、紙一重の差で裏目に出た。次の前川は一ゴロ併殺に倒れる。この回の無得点が、虎の勢いを鈍らせた。
4回の攻撃について藤川監督は「まあそういうときは必ずある。きちっとチームを立て直して明日(27日)に向かうということ」とサバサバと前を向いた。連敗したこの2試合は打線が投手を援護できていない。それでも打線に敗因を求めることなく、「終わった後にいくら言っても一緒」と語るにとどめた。
気がかりな材料は他にもある。ここに来て“一発病”が再び顔をのぞかせている。投手のミスとも言える本塁打を、2戦連続で2本ずつ浴びた。ホームランウイングが今季から設置されたバンテリンドームでは13被弾。敵地ではマツダスタジアムに次ぐ多さだ。シーズン通算被本塁打は93本。5年ぶりの三桁が見えている状況は、決して好ましくはない。
「ミスをしようと思ってやっているわけじゃない。必ずこういう時はある。チームと個々が気持ちをしっかり持てるか。それを問われるのがプロの世界」
指揮官はナインに切り替えを求めた。すでにシーズン勝ち越しを決めている中日によもやの連敗を喫し、2位・巨人とは1・5差。虎の力が試されている。(倉世古 洋平)
<最短のM点灯は28日>
○…阪神の優勝へのマジックナンバー点灯は最短で28日に延びた。条件は、27日に阪神が中日に勝ちか引き分け。巨人がヤクルトに負け。28日に阪神が巨人との直接対決に勝てば「M24」が出る。

