メタ本社付近に掲げられたロゴ=2022年11月、米カリフォルニア州(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米IT大手メタは26日、運営する交流サイト(SNS)のインスタグラムとフェイスブックが若者に依存症などの悪影響を与えたとして米国の州側が起こした訴訟を巡り、52の州・地域と和解したと発表した。和解金は最大180億ドル(約2兆8600億円)で、10年間で支払う。18歳未満の利用を制限し、1日の利用は2時間までとする。

 SNS依存が社会問題となる中、若年層の保護に向けた異例の大型合意となり、日本を含む各国での規制を巡る議論にも一石を投じそうだ。

 18歳未満対象の制限は初期設定で適用し、上限はインスタグラムとフェイスブックの利用の合計で計算する。上限を外すには保護者の許可が必要。深夜0時から午前6時までは投稿も閲覧もできない。「いいね」の数は自分の投稿も他人の投稿も表示しない。

 裁判所の承認を経て実施する。メタは日本など米国外に安全対策の強化を適用するかどうかについて明らかにしていない。

 和解金は若者のインターネット上の安全対策に充てる。