三重・伊賀市長“パワハラ”疑惑 市職員に「異動希望書いて」発言か…百条委員会で「虚偽」と否定
三重県伊賀市長のパワハラ疑惑めぐり、市長と告発した職員の主張が真っ向から対立しています。
■市職員“人事ちらかつかせるような発言された”

忍者発祥の地として名高い三重県伊賀市の市長を務める、稲森稔尚市長(42)。就任から、もうじき2年です。
伊賀市・稲森市長(42)
「市民の皆さんの期待に応えて、政策を実現していこう。全身全霊をかけて今、取り組んでいる気持ち」
パワハラが疑われているのは、市長になってまもない“就任1か月後”の出来事です。被害を訴えたのは、市の職員です。
被害を訴える伊賀市職員・吉岡一さん
「『なぜ、できないの? なぜ、できないんだ。できないなら、あなたの処遇も考えますよ』と言われた」
「『処遇って何ですか?』という話をしたら『もういいです。異動希望書いてください』と。こういう脅しをするんだ。今時、こういうことをする人がいるんだ」
◇

2024年12月、稲森市長から電話で、市と契約していた企業との契約を解除するよう、指示されたという職員。ただ、正当な理由がなかったため断ったところ、人事をちらかつかせるような発言をされたといいます。
被害を訴える伊賀市職員・吉岡一さん
「私の親しい後輩とかも、パワハラ被害に遭っている話、聞いていた。私が受けたことを前面に出て、言って、その子らも守ってあげたい。そういう気持ちの中で(声を)あげさせてもらった」
■人事ちらかつかせる発言…一貫して否定

稲森市長は、パワハラの疑いがある発言は「一切していない」と否定。職員の主張とは、真っ向から対立しています。
真実を明らかにするための百条委員会。
伊賀市・稲森市長(42)
「良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、また何事も付け加えないことを誓います」
委員長
「『あなたの処遇も考えますよ』と言いましたか?」
伊賀市・稲森市長(42)
「そのような発言はおこなっていません」
委員長
「『異動希望を書いてください』と言いましたか?」
伊賀市・稲森市長(42)
「そのような発言もおこなっていません」
人事をちらかつかせる発言については、一貫して否定しました。
■市職員「あそこまで言い張れるってすごい人やなと」

委員
「『異動希望を出してください』発言は一切していないと証言。申立人(職員)は脅迫されたくらいの感情。全く話がすれ違っている」
伊賀市・稲森市長(42)
「受け止め方として、そのようにねじ曲がってしまうのは、大変残念。なぜ、そんな事実がねじ曲がって伝わって、このようなことになっているのか、私はわかりません」
稲森市長は、職員が訴えている発言は、「虚偽」だとしました。
◇

証言を聞いていた職員は…
被害を訴える伊賀市職員・吉岡一さん
「びっくりしています。というか、怒りに震えています。あそこまで言い張れるって、まぁすごい人やなと思う。異動のことに関して一切ない? ありましたよ。なければ私、顔出して、こんなところでお話ししませんよ。戦いですね。もうこれは」
