「保身と動揺による事実と異なるご報告」イオンモール爆発事故 遺族は「最初からなぜ伝えなかったのか…」
遺族に報告書を再提出です。イオンモール熊本の爆発で従業員が死亡した雑貨店が当初、うその説明をしたことを改めて謝罪しました。
「偽りを明るみにすることができた」遺族は一定の理解を示しましたが、いまなお、やりきれない思いを抱えています。
熊本県嘉島町のイオンモール熊本では、地震の後に爆発が起き、従業員7人が亡くなりました。
大竹玖瑠美さんの遺族
「最初からなぜこの文章を伝えなかったのかと言いました。 一番最初にこれが欲しかった。今でなくてですね。」
こう話すのは大竹玖瑠美さん22歳の遺族です。
テナントの雑貨店「ハビタ」で勤務していた玖瑠美さんは、売上金を金庫に入れるよう指示をうけて店に戻った際、爆発に巻き込まれました。
ハビタは8月22日、新たな報告書を提出。
地震の翌日(7月29日)、遺族に対し、「荷物を取りに行く同僚に大竹さんが付いて行き、爆発に巻き込まれた」と説明していたことについては…
■報告書の内容は…
「(7月29日に遺族に話した内容は)保身と動揺による、事実と異なるご報告でございました。」
「イオンの問題ではなく、私が指示を出さなければよかったことでございます。」
ハビタは8月2日にも報告書で経緯をまとめていましたが、遺族から「イオンモールへの責任転嫁だと受け取れる」として再提出を要求されていました。
全面的に責任を認めた内容に、大竹さんの遺族は…
「何か言葉をかけるとした時にやっぱりちょっと、言葉が見つからないですよね。」
「ハビタの方が今まで私どもに対する説明で偽りを言ってたが、 きちんとしたことが明るみに出せたので、 そこだけは(玖瑠美さんに)報告したい。」
ハビタは今後、補償を行っていく意向を示していますが、遺族はやりきれない思いを抱えたままです。
