JRT四国放送

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現在、徳島市で開催中の浮世絵展「北斎×広重」。

8月25日から後期の展示が始まります。

野口七海アナウンサーが会場に出ています。

呼んでみましょう、野口さん。

(野口アナウンサー)
「はい、私は徳島市八万町の県立近代美術館に来ています」
「7月から開催中の浮世絵展『原安三郎コレクション北斎×広重』、25日から、後期の展示が始まるということで、一足早く作品を紹介します」
「今回も、学芸員の浅田真珠さんに教えていただきます。よろしくお願いいたします」

(県立近代美術館・:浅田真珠 学芸員)
「よろしくお願いします」

(野口アナウンサー)
「会場内は作品保護のため、照明を使わずにお伝えします。会場に入ると・・・葛飾北斎の作品がありますね」

(県立近代美術館・:浅田真珠 学芸員)
「はい、葛飾北斎の冨嶽三十六景を見ることができます」

(野口アナウンサー)
「前期で見られなかった作品が並ぶ中・・・こちらの作品、みなさんも見たことありますよね浅田さん、こちらは?」

(県立近代美術館・:浅田真珠 学芸員)
「はい、北斎の代表作で『冨嶽三十六景』のひとつ、『神奈川沖浪裏』です。
「一瞬を捉えたダイナミックな波の表現は、日本のみならず世界中で愛されています」
「襲い掛かるような大きな波と三艘の舟、そして奥には富士山が見えます」

(野口アナウンサー)
「今回は、波や水の表現にこだわりがあるということで、このあとの作品もそのあたりに注目してください」

(野口アナウンサー)
「これらの作品は、徳島出身の実業家・原安三郎が集めたもので、発色・状態がいいそうです」
「作品展示が始まって1か月がたちましたが、これまで何人が来場されたんですか」

(県立近代美術館・:浅田真珠 学芸員)
「先週までで、およそ1万5000人の多くの方が、来場されました」

(野口アナウンサー)
「こちらのシリーズ『千絵の海』は現存数が大変少ないんですよね?」

(県立近代美術館・:浅田真珠 学芸員)
「『千絵の海』は全国の海や漁の様子などを描いたシリーズで、原安三郎コレクションでは10の作品全てを見ることができるんです」
「これは、『総州銚子』という作品です」

(県立近代美術館・:浅田真珠 学芸員)
「画面上に寄せる波、下の方に引く浪、2つの波を一つの画面に収めています」

(野口アナウンサー)
「はじめに見た『神奈川沖浪裏』とはまた違った波の表現で、海の厳しさが伝わりますね」

(野口アナウンサー)
「そして、こちら、大きなタペストリーがあります。『百物語』ですね?」

(県立近代美術館・:浅田真珠 学芸員)
「北斎は、江戸時代に流行した怪談話もモチーフに作品にしています」

(県立近代美術館・:浅田真珠 学芸員)
「こちらの『お岩さん』は、提灯から『お岩』の亡霊が飛び出す『提灯抜け』という、歌舞伎の演出から着想を得たとされています」

(野口アナウンサー)
「燃える提灯から現れる顔が、どことなく面白いですね」

(野口アナウンサー)
「ここまで、葛飾北斎の浮世絵をたっぷり見てきました。この後は、歌川広重の作品を紹介します」