阪神・神宮僚介 プロ初ホールド「防御率以外で数字がついたのが初めてだったのでうれしいです」
◇セ・リーグ 阪神5―3DeNA(2026年8月23日 横浜)
投げるたびに頼もしさは増していく。阪神・神宮は1点差に迫られた7回1死一塁で登板。イニング途中の難しい局面を切り抜け、プロ初ホールドを挙げた。
「ブルペンの時は緊張してたんですけど、マウンド立ったらやることは変わらずできたのかな。(ホールドは)防御率以外で数字がついたのが初めてだったのでうれしいです」
ピンチの場面でも動じない。力の限り腕を振った。3番手・及川が牧にソロを浴び、1点差に迫られた後の7回1死一塁。失点が許されない場面で、エンカーナシオンを三ゴロに打ち取ると、最後は宮崎を145キロの直球で一ゴロに封じた。
7月3日に支配下昇格したばかりの23歳右腕。これでデビューから7試合連続無失点だ。今季対右打者はこれで12打数無安打。この日も右の強打者2人に対し、わずか6球で任された役割を全うした。
「素直に期待されてることはうれしく思うんですけど、その中で自分の役割っていうのはまだこのチームの中ではまだ低い方だと思う。任された場面を今回のようにしっかり投げ抜くことが次につながる」
スコアボードに0点を刻んでも、慢心することはない。次のマウンドでも目の前の一球に全力を注ぐ。それが神宮という男だ。 (山手 あかり)
