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 新たな才能と次なるヒット原作を発掘するBSよしもとの特番「芸人原作オーディション ゼロイチ」が23日に放送され、今月4日にNMB48を卒業した安部若菜(25)が最優秀作品賞を受賞した。今後、書籍化と映像化に向けたプロジェクトが始動する。

 収録後に取材に応じた安部は「まさか頂けるとは」と驚きの表情。番組名に「芸人」とあることに触れ、「初代王者を芸人じゃない自分が頂いたことで、うそなしで審査してくださったのかなってうれしく思います」と笑顔も見せた。2022年に小説家デビューして以降、執筆活動にも力を入れており「NMBを卒業してやっていくタイミングでこうして評価して頂いたのは自信にもなる」と語った。

 同オーディションは、吉本興業と文章投稿サイト「note」がタッグを結成。ピース・又吉直樹(46)の「火花」や麒麟・田村裕(46)の「ホームレス中学生」などに続く、次なるヒット作を生み出すことを目的に開催された。

 安部の受賞作のタイトルは「ここにきてください」で、キャッチコピーは「日常のすぐ隣にある、モキュメンタリーホラー小説」。ホラー映画が大好きで「エクソシスト」と「呪怨」と「リング」などのタイトルを挙げて「幼稚園の頃から見て英才教育で育ってきた」と明かし、自身の作品の映像化への期待を膨らませた。

 オブザーバーを務めた又吉は、文章を書き続ける秘けつを「一番本を読むこと」と伝授。創作活動資金として50万円を獲得した安部は「全部で本を買って糧にしたい」と意気込んだ。そして「本屋大賞、直木賞とかをいつかとれる人になりたい」と目を輝かせた。

 安部はnote賞も同時に受賞。優秀賞の映像化原作部門をあわよくば・ファビアン(40)、書籍化部門をヒューマン中村(42)とつじくん(38)が受賞。ショートドラマ化されるFANY:D賞はホテル・橋本大祐(34)、第一芸人文芸部の次回作への掲載かZINEの制作・販売が約束される第一芸人文芸部賞はシゲカズです(44)が受賞した。