新シーズンでの活躍が期待されるイサク photo/Getty Images

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リヴァプールの新シーズンを左右する存在として、FWアレクサンダー・イサクとMFフロリアン・ヴィルツに大きな期待が寄せられている。ともに大型補強として加入したスター選手だが、今季は単にゴールやアシストを記録するだけでなく、試合そのものを支配するようなプレイが求められている。『THE Sun』が報じた。

イサクは今季、古巣ニューカッスルとの対戦を迎える。昨夏、移籍を成立させるためにストライキを敢行したこともあり、サポーターから厳しい反応を受けることが予想される。

リヴァプール移籍後の初年度は、骨折による長期離脱の影響もあり、22試合でわずか4ゴール。先発出場も12試合にとどまり、ニューカッスル時代に3シーズンで62ゴールを記録した実力を十分に発揮することはできなかった。

一方、新監督のアンドニ・イラオラはイサクの復活に自信を見せているようだ。現在はトレーニングを欠かさず、コンディションも上向いており、プレシーズンの試合を通じて出場時間を徐々に増やしている。

ただし、イラオラがイサクに求めているのは得点だけではない。ボールを持っていないときの動きや、味方のためにスペースを作るプレイなど、ストライカーとしてより総合的な貢献を求めている。

そして、もう一人のキーマンがヴィルツだ。昨夏にレヴァークーゼンから約1億ポンドで加入したドイツ代表MFは、昨季は期待されたほど継続的に存在感を発揮できなかった。

元リヴァプールFWのスタン・コリモア氏は、今季のヴィルツには言い訳が許されないと指摘する。ドイツ代表では試合を完全に支配し、「ピッチ上で頭一つ抜けていた」と感じさせるほどのパフォーマンスを見せる一方、リヴァプールではそのレベルを安定して再現できていないという。

特に問題なのは、試合中に存在感を失う時間帯があることだ。ヴィルツには、15〜20分間にわたって相手を完全に押し込むようなプレイを継続し、攻撃の中心としてゲームをコントロールすることが期待されている。

さらに今季は、イサクとヴィルツの関係性も重要になる。イサクが前線で相手DFを動かし、ヴィルツがその後方で攻撃を操る形が機能すれば、リヴァプールの攻撃は大きく進化する可能性があるだろう。

過去のリヴァプールでは、MFスティーブン・ジェラードとFWフェルナンド・トーレスが前線で強力な関係を築いた。ヴィルツとイサクにも、単に個々の能力を発揮するだけではなく、互いの特徴を最大限に引き出すコンビネーションが求められている。

昨季のように「時折すばらしい姿を見せる」だけではなく、毎週のように試合を動かす存在になれるか。高額移籍で加入した2人が本来の実力を発揮できれば、リヴァプールはプレミアリーグ上位を本格的に争えるチームへと変貌する可能性があるだけに、2人の活躍には注目が集まりそうだ。