小説家・作家の秀島迅さんが2026年6月、膵臓がんのため死去した。21日、日本文芸社が発表した。

 秀島さんは2015年、応募総数日本一の電撃小説大賞(KADOKAWA)から選出され、「さよなら、君のいない海」で単行本デビュー。小説家として文芸誌に執筆活動をしながら、芸能人や著名人のインタビュー、著述書、自伝などの執筆も行った。また、コピーライターや映像作家として企業CM制作のシナリオライティングなども多数手がけた。

 「プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑」は大反響となり、「プロの小説家が教える クリエイターのための 名付けの技法書」「プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑 場面設定編」などシリーズ化された。また「その一秒先を信じて アカの篇」「その一秒先を信じて シロの篇」などの青春小説も執筆した。

 日本文芸社は「先生には『プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑』をはじめ、2023年より約3年にわたり、『プロの小説家が教えるクリエイターシリーズ』をご執筆いただきました」と振り返り「先生は生前、読者の皆様の創作活動のお役に立てることを、いつも大変喜んでおられました」と人柄を回顧。「多くの読者に創作の楽しさや技術を届けてくださったことに、編集部一同、心より感謝申し上げます。謹んで秀島迅先生のご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。