【甲子園】智弁和歌山・中谷監督、攻略した織田翔希を気遣う「真っすぐが少なかった」「もしかしたら…」
◇第108回全国高校野球選手権準決勝 智弁和歌山7―1横浜(2026年8月20日 甲子園)
準決勝第1試合は、智弁和歌山が7―1で横浜(神奈川)を下し、優勝した21年以来5年ぶりの決勝進出を果たした。
横浜の誇る左右の両腕を打ち砕いた。まずは1点を追う3回に一挙4点を奪い、最速156キロ右腕・織田翔希をKOした。先頭からの連打で迎えた一、二塁の好機に4番・山田凜虎(りとら=3年)の左翼線二塁打で同点。続く楠本龍生が152キロ直球を捉えて右越えに3ランを放った。終わってみれば、計14安打を放ち横浜から7得点を奪った。
前日19日には打撃マシンの球速を170キロに設定して練習した。過去には、市和歌山の小園健太(現DeNA)や星稜の奥川恭伸(現ヤクルト)と対戦する前にも実施したという調整法。昨年の選抜決勝でも対戦した織田との勝負に備えた。
試合後、中谷仁監督は織田に対して「やっぱり素晴らしいピッチャーに変わりはないです」とした上で「ちょっと気になったのは…」と話し始めた。
「真っすぐのパーセントが少なかったので、もしかしたらコンディションがどこか良くないのかな…とか思いながら見ていて。真っすぐが一番難しいのにな…と思いながら見ていました」
豪腕を打ち崩しての快勝。それでも中谷監督は「総合的には横浜さんを何一つ上回っていない。まだまだチームとしても横浜さんを見習って努力を重ねていきたい」と話した。

