「橋本病と甲状腺機能低下症の違い」はご存知ですか?それぞれの症状や治療法も解説!

キャベツの食べ過ぎで現れる甲状腺への影響やお腹の張り、体臭などの症状と、それぞれへの対処法を詳しく解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「キャベツの食べ過ぎ」で起こる”4つの症状”はご存じですか?管理栄養士が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修管理栄養士:
流田 春菜(管理栄養士)

特別養護老人ホーム、老人保健施設、合わせて5年弱の勤務経験あり。また、山口県長門市の認定栄養ケア・ステーションファンスタディに所属、地域活動として市の家庭教育学級での講演や保育園の栄養相談などを行っている。こども食堂での食育経験もあり、こどもから高齢者まで幅広くお話させていただいています。

キャベツとは?

キャベツはヨーロッパ原産のアブラナ科の野菜で、年間を通して手に入りやすく、日本の食卓でもなじみの深い食材です。葉の色が淡緑色または緑色のもの、レッドキャベツと呼ばれる紫色のもの、グリーンボールと呼ばれる極早生で生食向きのものなど多様な品種があります。可食部は葉の部分で、水分が多く、さっぱりとした味わいが特徴です。

キャベツはどのくらい食べて良い?

具体的にこれくらい食べればよいという根拠はありません。ちなみに、厚生労働省の健康日本21(第三次)では野菜摂取量の増加を目標としており、350gを目標値としていますが、令和6年国民健康・栄養調査では20歳以上の1日あたりの野菜摂取量の平均は258.7gとなっています。不足分を補う目的でも、目安としては1日100~200g程度が無理のない範囲といえるでしょう。

キャベツを食べ過ぎて現れる症状

甲状腺に関する症状

キャベツなどのアブラナ科野菜には、甲状腺ホルモンの合成に関わるヨウ素の利用を妨げる可能性がある成分(ゴイトロゲン)が含まれています。ただし、通常の食事量で健康への影響が問題となることはほとんどなく、影響が懸念されるのはヨウ素摂取量が不足している状態で、極端に大量かつ長期間摂取した場合に限られると考えられています。特に日本のように海藻類などからヨウ素を比較的十分に摂取している食環境では、過度に心配する必要はありませんが、特定の食品に偏らないようバランスのよい食事を心がけることが大切です。

お腹の張りに関する症状

キャベツは食物繊維を含むほか、腸内で発酵しやすい糖質(FODMAP)も含まれているため、摂り過ぎると腸内で発酵が進み、ガスがたまりやすくなることがあります。その結果、お腹の張りや不快感を感じる場合があります。特に生のキャベツを大量に食べると、かさが多く消化管への物理的な負担もかかりやすいため、症状が出やすくなることがあります。量や体調に応じて、加熱調理を取り入れるなどの工夫をするとよいでしょう。

食べ過ぎに関する症状

キャベツに限らず特定の食品を食べ過ぎると、胃もたれ、下痢や軟便、食欲低下のような症状がみられることがあります。
キャベツだけで満腹にするような食べ方は避けましょう。

体臭に関する症状

キャベツには硫黄を含む成分(イソチオシアネートなど)が含まれており、これらが体内で分解される過程でにおいに関与する物質が生じる可能性があります。ただし、通常の食事量で体臭や口臭に明確な変化が現れるという根拠は限られており、影響の出方には個人差があります。極端に大量に摂取した場合には、においが気になることもあると考えられています。

キャベツを食べ過ぎた時の対処法

摂取量を一時的に減らす

キャベツを食べ過ぎてお腹の張りや不快感がある場合は、まずは無理に食べ続けず、摂取量を一時的に控えることが大切です。消化管に負担がかかっている状態のため、症状が落ち着くまではキャベツの量を減らし、胃腸を休ませることを意識しましょう。数日様子を見ながら、体調に合わせて少しずつ元の食事に戻していくと安心です。

加熱調理に切り替える

生のキャベツは食物繊維が多く、消化に時間がかかることがあります。お腹の張りやガスが気になる場合は、スープや蒸し料理、炒め物など、加熱した調理法に切り替えることで、かさが減り、消化しやすくなります。また、温かい料理は胃腸への負担をやわらげることにもつながるため、体調が優れないときには取り入れやすい方法です。

他の食品とバランスよく食べる

キャベツだけを多く食べるのではなく、たんぱく質や脂質を含む食材と組み合わせることで、食事全体のバランスが整いやすくなります。例えば、肉や魚、大豆製品などと一緒に調理することで満足感も得られ、偏った食べ方を防ぐことにつながります。さまざまな食品を組み合わせることは、栄養バランスを整えるうえでも大切なポイントです。

「キャベツの食べ過ぎ」についてよくある質問

ここまでキャベツについて紹介しました。ここでは「キャベツの食べ過ぎ」についてよくある質問に、メディカルドック監修管理栄養士がお答えします。

キャベツを食べ過ぎると、体にどのような影響がありますか?

流田 春菜

お腹の張りや消化不良、体臭の変化などがみられる場合があります。
食べ過ぎると、お腹の張りや消化不良、体臭の変化などがみられる場合があります。また、極端な大量摂取を続けると、栄養バランスの偏りにつながる可能性があります。

キャベツは1日何グラムまで食べて大丈夫ですか?

流田 春菜

明確な上限はありませんが、1日100~200g程度を目安にすると取り入れやすいでしょう。
明確な上限はありませんが、100~200g程度を目安にすると取り入れやすいでしょう。両手に山盛りの千切りキャベツが100g程度です。もちろんキャベツだけに頼るのではなく他の野菜と組み合わせて350gを目標にバランスよく摂ることが大切です。

編集部まとめ

身近で取り入れやすいキャベツですが、お好み焼きや野菜炒め、鍋などでは、1食で200g程度を摂取することもあります。特定の食品に偏らず、さまざまな食材と組み合わせて日々の食事全体のバランスを意識することが大切です。

「キャベツ」と関連する病気

「キャベツ」と関連する病気は4個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

内科・消化器内科の病気

便秘

下痢

機能性ディスペプシア

内分泌内科の病気

甲状腺機能低下症

「キャベツ」と関連する症状

「キャベツ」と関連している、似ている症状は5個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

お腹の張り

ガスがたまる

体臭・口臭の変化

胃もたれ

下痢

参考文献

食品成分データベース|文部科学省

健康日本21(第三次)|厚生労働省

令和6年国民健康・栄養調査|厚生労働省